前回は尿管結石の説明を書いたので、今回は自分の体験談を書きます。
2012年(4年前)の話
2012年に、初めて尿管結石を経験しました。
・ピンチ(でも落ち着きました)
・尿管結石の体験談
リンク先に、当時の痛がった様子が書いてあります。
かなり辛かったですねー。
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2016年7月25日の話
ここからが今回の分ですね。
・7/25尿管結石の体験談(4年ぶり2度目)
今から1ヶ月ちょっと前に、『尿管結石の悪夢再び』となりました。
↑人体
今回は『痛みの予兆』を感じ取って早めに行動したので、悶絶する前に病院に行く事が出来ました。
痛み止めの点滴が間に合ったので、地獄の苦しみを味わわずに済みました。
(といっても、かなり痛かったですが……)
で、CTスキャンをしてみたら、見事な結石がありました。
だいたい20㎜くらいあるようです。
結石が小さければ(10㎜くらいなら)自然に体外に出てくるそうですが、その倍くらいありますよね……
という訳で、この時点で手術が濃厚となりました。
でも手術するのは怖いですし、何より私には時間に余裕がありません。
8月には大事な大事なロボット大会があるので、何日も入院する余裕なんてないのです。
なのでこの時は、
ちょっと様子を見てみましょうか
という感じで、病院から帰ってきました。
先生の不安そうな表情が印象的でした。
2016年8月2日の話
この一週間、かなり水分を摂りました。
純然たる液体だけで、1日5リットルは飲みました。
ジャンプもたくさんしました。
なので「きっと結石はかなり移動したに違いない。もしかしたらすでに膀胱に到達したかも?」なんて期待しながら、病院に行ってみました。
↑人体
結石は全然動いてませんでした。
いやー、もうね、これは諦めムードですよ。
1週間頑張って、結石が1~2㎜くらいしか進んでなかったのですから。
ゴールまでは遠い(あと300㎜くらい)うえに、難所もありますからねー。
手術は避けられないなあと思いました。
でも8月には、大事な大事なロボット大会があるのです!
それに幸いにも、腎臓は正常に働いている事が分かりました。
という訳で、
じゃああと3週間くらい様子を見てみましょう
という感じで、病院から帰ってきました。
2016年8月4日の話
数日後。
朝から激痛にみまわれました。
『様子を見てみましょう』とした事を、激しく後悔しました。
尿管結石の激痛なう。痛み止めの座薬でなんとか意識を繋ぎ止めています。
尿管結石を自力で治そうと考えていた事の愚かさを後悔。どんな理論も損得も、この痛みの前では無力です。
尿管結石の激痛、なんとか峠を越えた感じがあります。でももし酷くなったら救急車呼びます。
尿管結石の激痛の覚え書き。座薬を入れて1時間経過して、やっと心の平穏が戻ってきました。なお、痛みが少し引いたタイミングを見計らって、合計700回くらいジャンプしました。
尿管結石の覚え書きその2。私は『この痛みは尿管結石である』と知っていて、更に『痛いけど死にはしない』と把握しています。それでも、『激しすぎる痛み』と『更に悪化するかもという恐怖感』で、ショック死してしまうのではないかと思いました。かなり吐きましたし。
初めて尿管結石の痛みを経験する時は、きっとパニックになると思います。とりあえず救急車を呼ぶことだけ、思い出してください。
前に読んだ極道漫画で「吾郎さん、すまねえが下着を買ってきてくれねえか。死んだ時に汚ねえ下着じゃみっともねえからな」というセリフがあったのを思い出しました。敵対組織に命を狙われている松尾さんの発言なのですが、その気持ちが心で理解できました。
つまり私は朝風呂派だったのですが、夜風呂派になろうと思います。いつ救急車で搬送されても恥ずかしくないように、綺麗な身なりで寝ていたいですから。あとスマホの充電も抜かりないようにします。
痛みが和らぐって、こんなにも幸せな気持ちになるのですね。朝ですがちょっと寝てみます。おやすみなさい。お騒がせして申し訳ありませんでした。
かなり生々しいですね。
なんか『生と死』を意識してますし……
漫画みたいに豪快な嘔吐をした時は、自分でもショックでした。
でも、あまりにも強い痛みだったので、
「これが第二関門(尿管が大動脈を越える場所)に違いない!」
とも思いました。
最大の難所を越えた安心感(達成感?)がありました。
2016年8月11日の話
また痛みが来ました。
でも前回程ではなかったので、ある程度落ち着いて対処できました。
そして、
「これが第三関門(膀胱の手前)だったんだ!」
と思いました。
色々調べた事と整合が取れるので、きっとそうに違いありません。
つまり今回の尿管結石は、これで解決したのです!
そう判断しました。
2016年8月19日の話
楽観視していたら、またしても尿管結石の痛みがやって来ました。
もう結石は膀胱に届いたはずなのに、意味が分かりません。
しかも大事な大事なロボット大会の当日です!
頑張りました。
痛み止めの飲み薬と気合で乗り切りました。
顔を歪めながらロボットを操縦しました。
ちなみにロボット大会の結果はあまり良くありませんでした。
主な敗因は『私が未熟である事』で間違いないのですが、尿管結石の痛みも少しは関係していたかもしれませんね……歩くのさえ辛かったくらいですし……
2016年8月25日の話
ロボット大会も終わったので、改めて病院に行ってみました。
たぶん解決してるので、ニコニコしてました。
「その後激しい痛みも来たので、結石はかなり動いてると思うんですよ。もしかしたら、もう膀胱まで移動してるかもと思います」
「そうですか。それは良かったですね! ではまずCTスキャンを撮ってみましょう」
↑人体
「どうでしょうか!?」
「う~ん……あのですね……1センチくらいしか動いてないですね……」
「えー!!!!」
これは本当にビックリしました。
悪い意味で衝撃的でした。
『フリーザ様の戦闘力を聞いた時』と、同じような心境なんだと思います。
前回の記事でも書きましたが、
腎臓で結石が出来て、
1.腎臓を出たところの尿管
2.尿管が大動脈を越えるところ
3.膀胱の手前の尿管
この3ヶ所を通過する時がしんどいのです。
私は何回も痛くなったので、順調に先に進んでると思ってたんですよ……
でもこれまでの痛みは、全て1番目(腎臓を出たところ)の狭い範囲で起きていた事なのです。
つまり、
最大の難所である2番目(大動脈付近)の痛みが、今後確実にやってくるのです。
これはもう、完全に心が折れました。
腎機能がどうのこうのとかじゃなくて、ただ単純に
「そんな痛みに耐えられるわけないでしょ!」
という気持ちになりました。
はい。
手術しましょう。手術。
ちなみに腎臓の中に、次の石がスタンバイしてる事も判明しました。
ホラー映画かよ!と思いました。
2016年8月26日の話
手術回避できず!20年ぶりくらいの入院です。 https://t.co/OcvlKN2l4V
という訳で、翌日総合病院に行きまして、色々と検査して打ち合わせして、9月6日に手術する事になりました。
2016年9月1日(今日)の話
という、これまでの話をブログに書いて、現在に至ります。
旅先でよく使う表現ですが、『やっとブログが現実に追いつきました』という瞬間ですね。
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コメント欄で教えて頂いた『ウラジロガシ茶』を飲んで、穏やかに過ごしています。
もっとも、これは『結石が出来るのを予防できたらいいな』というお茶ですので、今回の結石どうこうという話ではなく、長期的な視点で飲み続けようと思います。
4日後から入院して、5日後に手術します。
せっかくの機会ですので、心境とか手術とか全身麻酔のレポートを書いてみようと思います。
なお今の心境を簡単に書いておくと、『やんわり不安』といった所です。
ではでは
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