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ウクライナ モルドヴァ

キシニョウ⇒キエフ

   

投稿日:

7/27に、キシニョウのショッピングモールで夕食を食べたあとの話です。

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↑街並み

来たばかりですが、早くもモルドヴァを出国します。
列車の時間が近づいてきたので、駅に向かいました。

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↑駅

たぶんルーマニアのブカレスト発⇒ロシアのモスクワ行きの列車の、
キシニョウ⇒キエフ間に乗車します。
ずいぶん長いなー。端っこがかすんでます。

チケットは今朝、駅の窓口で購入しておきました。

モルドヴァのキシニョウ20:38発⇒ウクライナのキエフ13:28着
N341 開放寝台 340レイ(≒2142円)

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おやつ

駅の売店にて。フルーツティー 14レイ(≒88円)

本当は15レイだったけど、値引きしてもらいまいした。
モルドヴァのお金は、USドルに再両替しました。
両替できなかった小銭を、これでちょうど使い切りました。

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↑車内

今回は開放寝台の車両です。

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↑車内

いつもの個室寝台とは違って、部屋の区切りがありません。

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↑車内

これはこれで悪くないですね。
個人的には個室寝台よりもリラックスできて好きかも。
値段も開放寝台の方がちょっと安めです。

女性も、もしかしたら開放寝台の方が安全かもしれませんね。
個室寝台だと、怪しい人と2人きりになってしまうという危険性もありますし。

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↑おやつ

スーパーで買っておいた食糧たち。
・水 5.15レイ(≒33円)×2
・レモンティー 11.7レイ(≒74円)
・コカコーラ 9.3レイ(≒59円)
・ビスケット 12レイ(≒76円)

これで約18時間の長旅を乗り切ろうと思います。

20:40頃、ほぼ定刻通りにキシニョウを出発です。

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↑ベッド

ベッドの長さは、身長178cmの自分にとっては、
ほんのちょっとだけ短いくらいです。
でも自分の区画には他に乗客がおらず、広々と使えて快適です。

列車はとてもゆっくりと、ゆっくりと進みます。
ふと気が付くと進行方向が逆になっていることが、何回かありました。

とりあえず寝ましょう。
昼間暑いなか歩いて、けっこう疲れていますので。

おやすみなさい

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2012年7月28日 土曜日 列車の中(モルドヴァ)

夜中にどこかの駅で、大量に人が乗ってきました。
皆様が移動したりベッドの準備をしたりして、だいぶ騒がしいです。
やっぱり個室寝台の方が快適ですね、、、

あと、ものすごく暑いです。
もちろん冷房は稼動していないのですが、私の席の区画は窓も開きません。
尋常じゃないくらい汗をかいています。
とてもとても寝苦しいです。

そんな中、頑張って寝続けました。

5:00頃、モルドヴァの国境に到着。
係員に起こされました。

バスでオデッサ(ウクライナ)からキシニョウに移動したときは、
国境とキシニョウの間は、せいぜいバスで3時間の距離でした。
でも今はキシニョウを出発して、もう9時間近く経過しています。
どんなルートを通っているのでしょうか?

席に座ったままパスポートを係員に預けて、
しばらくした後に出国スタンプを捺して返却してくれました。
出国手続きは楽勝でした。

ここまでモルドヴァ
************************
ここからウクライナ

6:40頃、ウクライナ側の国境に到着です。
やはりパスポートを係員に預けます。
荷物検査はやたらと念入りでした。全ての荷物をぶっきらぼうに検査されました。

係員:そこの日本人、ちょっと来なさい

あれ?別室行きみたいですね。
別室(=車掌室)にて、国境係員の質問を受けることになりました。


係員:日本のお金もってない?

ずいぶんと露骨なワイロの要求でございます。

私:は???
私:ありませんけど、、、それが何か?

いつも国境では超下手に出るのですが、
このときの私は寝起きで機嫌が悪かったようです。
ムっとした感じで強く返答してしまいました。

そのせいかどうかは知りませんが、あれこれ付け加えてきました。

係員:いやー、私は趣味でコインを集めていてね。日本のコインがちょっと欲しいなと思ったんだよー。あはは。持ってたらプレゼントしてもらおうと思ったんだけどねー、、、無いの?無いならいいや。あはははは。戻っていいよー。

ってな感じで、すぐに開放されました。
露骨だった割には、ずいぶん控えめで弱気なワイロ要求だったなぁ、、、

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↑車窓

ともかく、無事にウクライナ入国です。

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↑車内

いつの間にか車内はこんなことに。
乗るときはガラガラだったのに、満席になっていました。

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↑朝食

昨日買っておいたレモンティーとビスケット。
パプリカ味のビスケットは、なかなかいけます。

やることもないし、へんな時間に起こされて眠いしなので、
また横になって寝ていました。

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↑おやつ

たぶんワインです。

「おい、寝てないでお前も飲めよ!」

みたいな感じで、近所の青年に飲まされました。

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↑車内

絵的にはかなり怪しいですが、普通の好青年ですので、誤解なきよう。
暑いので服を脱いでいるだけです。

さすがモルドヴァ人。
朝からず~っと、何かしらのアルコールを飲んでいます。
その後もワインだのウオッカだの、何回も何回も勧められましたが、
私は朝っぱらから飲酒するほど強くないので、丁重にお断りしました。

「旅の指さし会話帳 ロシア語編」を使ってコミュニケーションを図りましたが、
イマイチ実用度が低いんですよねー、この本。
「名前」と「出身地」くらいしか、話が出来ませんでした。

スペイン語編とかは完成度が高くてかなり役立ったのですが、
ロシア語編はかなり適当に作られたように思います。。
(お金返してって言いたくなるレベルです)

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↑駅

そんなこんなで、14時ごろにキエフに到着しました。
バスよりは楽だったとは思いますが、けっこう疲れました。

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↑駅

あんな感じの、早そうな列車でちゃちゃっと移動したかったなー。
ずいぶん時間がかかりましたね。

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↑モルドヴァ人

でもまあ、車内はそれなりに楽しく過ごせました。
これが長距離列車旅の魅力ですね。
皆さんはモスクワまで行くようです(あと2日くらいかかる?)。

ありがとう。さようなら。

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↑移動経路

灰色の線は、往路にバスで移動したときのものです。
青色の線が、復路にこの列車で移動したときのものです。

なるほど、、こんなルートだったからモルドヴァ内でやたらと時間がかかったのか。
私はこの後、西のポーランドに行く予定なのですが、
ルーマニア経由で行けばよかったかな?と、ちょっと後悔しました。

ルーマニア経由だと、列車の本数の都合で不便かもと思ったのですが、
距離的にはだいぶ近いですからねー。

では、改めてキエフからワルシャワ行きの手配に取り掛かりましょう。

つづく

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