こんにちは。
昨日は『安い航空券を探す方法』として、『行き先と日付を変えてたくさん調べてみる』という事を書きました。
今日はそれに続いて、『航空券に割安感を出す方法』を書いてみたいと思います。
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その2 航空券に割安感を出す方法
ポイントは『割安感』です。
やっとテクニックっぽい話になりますね。
例えば『10日間くらいのスペイン旅行(マドリッドとバルセロナに行きたい)』を計画したとします。
2015年5月頃に私が調べた時は、
成田⇔マドリッドの往復航空券が56,000円くらい
でした。
安いです。
非常に安いです。
文句のつけようのない安さですので、即決しても良いくらいです。
ちなみに
成田⇔バルセロナの往復航空券も56,000円くらい
でした。
ほぼ同じ値段ですので、あとは「どちらを拠点にスペイン旅行するかなー」と検討するくらいですよね。
ですがここで、もう一歩進んで調査してみます。
オープンジョー
行き:成田⇒マドリッド
帰り:バルセロナ⇒成田
という航空券は、58,000円くらいでした。
行きと帰りで、別の空港を使っています。
さっきの航空券よりも2,000円高くなっていますが、この方が良いと思いませんか?
マドリッド~バルセロナ間の交通費も片道分節約できますし、何よりスケジュール的にも楽になります。
割安感とかお得感がありますよね。
このような航空券をオープンジョー、あるいは周遊航空券と呼んだりします。
無職旅でも多用しています。
オープンジョーとは往復・周回航空券のうち、往路と復路の発着地が片方、または両方別の地点(空港)となる航空券のことを指す。和訳すると「開いた顎」となり、航路がそのような形になることからつけられた。(Wikipediaより引用)
実質的に『片道航空券×2』と同じ内容になっていますが、オープンジョーとして予約した方が安い場合が多いです。
例えばエクスペディア(Expedia)でしたら、『周遊(2都市以上の滞在)』というタブから予約する事ができます。
【注意点】
便利な航空券ですが、いつも割安感があるという訳ではありませんのでご注意ください。
『お得な空港の組み合わせ』もあれば、『かなり割高になってしまう組み合わせ』もありますので、その都度あれこれ探してみてください。
ストップオーバー
おまけでもうひとつご紹介。
ストップオーバー(途中降機)についてです。
ストップオーバーまたは途中降機(とちゅうこうき)は、複数航空路線の乗継をする場合において、乗継地点に24時間以上滞在することを指す。鉄道の途中下車と同義。(Wikipediaより引用)
例えば『ベトナム行きの航空券(台湾経由)』を予約する場合。
「台湾観光もしたいので、乗り継ぎの間隔を何日か開けてもいいですか?いいですよね?」
みたいな航空券を予約する事ができます。
具体例としては、こんな感じになるでしょうか。
1日目 成田⇒台湾のフライト、ストップオーバーを利用して台湾観光
2日目 台湾観光
3日目 台湾⇒ベトナムのフライト
4~9日目 ベトナム観光
10日目 ベトナム⇒台湾経由⇒成田のフライト
無料だったり手数料がかかったり、航空会社によってシステムはまちまちです。
これもお得なテクニックですので、覚えていて損はないと思います。
今回のまとめ
オープンジョーとかストップオーバーとかを使うと、航空券に割安感が出てくる事もありますよ。
といった所で、いったん区切ります。
ここまでの内容はご存じの方も多いと思いますので、もしかしたらガッカリされた方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも次回は実践編を書きますので、もっともっと濃くなると思います。