2013/12/14に、ビトリスからディヤルバクルに移動している続きです。
途中で検問所がありました。
なぜか私だけ別室行きになり、旅の目的を聞かれたり、荷物検査をされました。
平和そうに見えて、実は警戒区域なのかもしれませんね。
「クルド人問題」ってのはよく聞く単語ですし。
スポンサーリンク
バス故障
途中で故障したらしく、修理タイムがありました。
昼間の移動にしておいて良かったです。
こんな場所に真夜中に足止めくらったら、かなり深刻な状況になりそうですから。
路面も凍結気味だったので、峠越えもけっこう怖かったです。
山と草原を抜けて、都市部に入りました。
20人くらいで、道路の真ん中で焚き火をしていました。
装甲車みたいなパトカーも出動していましたし、何らかのデモ活動っぽいです。
ディヤルバクルに到着
17:06、ディヤルバクルらしき場所に到着です。
ビトリスから5時間かかりました。
しかし降ろされたのは、町中でもバスターミナルでもなく、中央分離帯です。
終点以外だと、こういう事は割とよくあります。
一緒にバスを降りたトルコ人についていって、最寄のミニバス停留所まで歩きました。
ミニバス
どうやらこれが町中まで行くようです。
料金は1トルコリラ(≒50円)支払ったのですが、皆さんニヤニヤしてたので、たぶん違うんだと思います。
「全然足りないけどOKだよ」
なのか、
「本当は無料なのにチップありがとね」
なのか、真相は不明です。
ビトリス旧市街付近
17:43、旧市街付近で下車しました。
目印のショッピングセンターも確認できたし、これで目当ての宿に歩いていけます。
安宿
スルケントという宿に来ました。
地球の歩き方にも載っています。
レセプションの兄貴がとても親日的でした。
「ジャパン!!ベリーベリーグッドね!」
1泊40トルコリラと書いてあるのですが、たぶん冬季割引で35トルコリラ(≒1750円)でした。
ドアの開き方がおかしい気がしますが、トイレとシャワーも付いています。
Wi-Fiも使えます。
トルコに来て初のエアコンです。
いつでも使えるので、これで日中も寒い思いをしなくて済みます。
一息したところで、夕食に出かけました。
ドウバヤズットやワンは標高1600mくらいありましたが、ディヤルバクルは標高550mくらいです。
1000m下がったことで、ずいぶん楽になりました。
(気温的にも呼吸的にも)
この場所は城壁に囲まれた旧市街のはずです、、、が、パッと見る限りは近代的な街並みです。
城壁や歴史的建造物は、明日確認しましょう。
スポンサーリンク
夕食
開いているレストランに適当に入りました。
肉スープ、肉ご飯、サラダの3品で10トルコリラ(≒500円)でした。
今までで一番割安感がありますね。
柔らかくてジューシーな骨付き肉です。
この肉とスープが絶品でした。
ごちそうさまでした。
道路はツルツルで、何回も転びそうになりました。
でも今までの町と比べると、雪の量は格段に減りましたね。
こんなに寒い夜なのに、果物屋さんの屋台とかが営業していました。
需要があるのでしょうか???
水 0.5トルコリラ(≒25円)
航空券を予約しました
そして部屋に戻って、ネットで航空券の手配などをしました。
12/16 11:55 ディヤルバクル⇒イスタンブール
トルコ航空 114トルコリラ(≒5,700円)
明後日の飛行機で、一気にイスタンブールに飛んでしまいます。
ここから次の町まではけっこう遠いので、長距離のバス移動はリスクがあると考えたからです。
12/22 12:05 イスタンブール⇒ローマ
ペガサス航空 118USドル(≒11,800円)
そして週末に、ついにイタリア入りします。
ローマの後は南部を回り、大晦日までにヴェネツィア入りする予定です。
いよいよ旅も終盤ですね。
と、無事に予約が完了した段階で、
「あれ?ちょっと間違ってしまったかな?」
と気づきました。
私はイスタンブールが大好きですが、さすがに6泊は長いです。
だったら今の町からイスタンブールまで、もっとゆっくり移動しても良かったかなぁ、、、と思いました。
バスよりもだいぶ遅いですが、夜行寝台列車を使うという手もありましたので。
っていうかむしろ列車に乗るためにディヤルバクルに来たのに、うっかり勢いで飛行機を予約してしまいました。
う~ん、、、
まあいいや。
ってな感じで、あと一週間トルコを楽しもうと思います。
おやすみなさい