2012/1/24に、洪水でナンディタウンに閉じ込められてしまい、さて困ったなどうしようかな、としている続きです。
宿の無料朝食。
腹が減っては戦はできぬ、です。
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ナンディタウンは洪水
ひどい洪水はこの周辺だけではないか?と予想してみました。
少し行けば無事な幹線道路に出るのではないかと思い、道路(川)を空港方面に進んでみました。
ヒザくらいまでの深さがあります。
そして流れがあります。
気を抜くと転んでしまいそうです。これはちょっと危険かも?
地元の人「空港まで行くの?この先はもっと深いから無理だよ。引き返した方がいいよ」
というアドバイスも頂き、街に戻ることにしました。
こんな状況なのに、いくつかの店舗は営業開始していました。
誰に売るつもりなのですか?
10人に聞いたら10人ともが、
「ここは通れないよ、今日空港に行くのは無理だね」
と答えました。
でもカヌーなら行けるんじゃないかな?
と思ったのですが、残念ながら近所にレンタルカヌー店はありませんでした。
そもそも人間の数自体が少ないですし。
万策尽きたのでしょうか、、、
でも諦めずに動き回ったり、情報収集したり、相談したり、昼寝したりした結果、
ヘリコプターで空港に行こう!
という話になりました。
いや、でもヘリポートも無いし、こんなところに来てくれるわけないでしょう、、、
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ヘリコプターで脱出
すげえ!そこらへんに普通に着陸しましたよ!
機内は狭いですが、荷物と共に無事に搭乗。
上空から見たら、けっこう豪快な洪水具合でした。
ところどころ道路が川に変身していて、とてもヤバげな感じです。
無事にナンディ国際空港に到着しました。
所要時間はわずか3分、170フィジードル(≒7310円)のフライトでした。
値段は高かったですが、ともかく無事に到着できて良かったです。
航空券を取り直したりすると、もっともっと高くつきますし。
今回のヘリコプターは、宿(ナンディ・ダウンタウン・バックパッカーズ)の
スタッフのラジュさんが手配してくれました。
本来は遊覧飛行用のヘリコプターを、空港への移動手段にするように、観光会社に交渉してくれました。
空港に行きたい宿泊客が何人も居たので、料金は頭割りにして。
ラジュさんはかなりの功労者なのですが、なんと、チップの受け取りを遠慮していました。
頼りになる上に謙虚、凄い男です。
他のスタッフもいい感じの人が多かったですし、個人的にはこの宿の評価はとても高いです。
オススメです。
(あまり評判が良くないという噂も聞いたのですが、その理由が良く解りません)
ナンディ国際空港
エアパシフィックのチェックインカウンター。
おかげさまで無事に手続きできました。
今回も出国用航空券の提示を求められたので、iPhoneの画面を見せました。
ところで今日みたいな状況(洪水で空港にいけない)のときは、電話で相談すれば、別の日のフライトに変更してくれるそうです。
(手数料は状況によりけり)
安いチケットだし、ネット上でフライトの変更が出来なかったしなので、
変更は不可だと思い込んでいたのですが、ヘリに乗る前に相談してみてもよかったですね。
でも相変わらず雨は降り続いているので、洪水がさらに酷くなる恐れもありますし、今日のところは最善策だったと思います。
時間に余裕もあるので、空港内でお土産ものを物色。
奇妙な人形はここにも居ました。値段は20フィジードルくらいです。
かなり欲しかったのですが、25cmくらいあって嵩張るので、諦めました。
「1つの国で1つ置物を買うルール」の自分用お土産。
造形が雑なので、卑猥なのかどうかよく分かりません。
そんな味のある置物を買ってみました。
14フィジードル(≒602円)
つづく