ここまでのあらすじ
8/16夜 ぼったくりバーの被害にあった
8/17昼 在上海日本国総領事館に行って相談した
そして南京東路の交番に行って、被害について相談しているところです。
Contents
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南京東路の交番にて
おっちゃん警官:「あとで一緒にその店(ぼったくりバー)に行くぞ!少しここで待っていろ!」
と言われ、交番のなかで座って待ちました。
おっちゃん警官はどこかに行ってしまいました。
10分経過
20分経過
30分経過
まだかなぁ。。
もしかして、忘れられてしまったのではなかろうか。。
と不安になっていたら、おっちゃん警官が外から帰ってきました。
あれ?その後ろにいるのはもしかして、、、
ぼったくりバーの店長が登場
↑店長(イメージ)
ゲゲーッ!おまえはぼったくりバーの店長じゃないかーっ!!
店に行くまでもなく、おっちゃん警官が店長をしょっぴいてきてくれました。
この場所で交渉しろという事でしょうか。
ここは交番の中です。
まわりに警官もたくさん居ます。
だから怖がる必要は無いんです。むしろこっちの方が有利な状況です。
でも怖い、、、昨日あんなに脅されて怖い思いをしたので、
こちらから話しかける気になりません。目も合わせられません。
しかしここを乗り切れば、きっと解決できるはずです!
頑張ろう!勇気を出して、しっかりと交渉するぞ!
でも怖い、、、
なんてもじもじしていたら、店長の方から声をかけてきました。
突然の解決
店長:「ゴメンナサイ、お金かえします」
私:「はい?」
↑交番(この中で交渉中)
なんということでしょう。
一瞬で解決してしまいました。
しかも昨晩は2メートル以上ありそうに見えた店長でしたが、
立って並んでみたら、私よりちょっと大きいくらいでした。185cmくらい?
威圧感というものは、人を大きく見せるものなんですね。
このシーンも、あながち嘘ではないのかも。
というわけで店長は、19000元を現金で持ってきていました。
話が早くて助かりましたが、ちょっと拍子抜けしました。
おっちゃん警官が、すでに厳しくやっつけておいてくれたのでしょう。
(さすがジャッキー)
でもそんなに大量の人民元をもらっても困りますので、
翌日、日本円で受け取るということにしました。
私的には、クレジットカード決済をキャンセルしてくれれば十分なのですが、
店長的には、それはどうしてもやりたくないっぽいです。
なるほどなるほど。
きっと厳しいノルマに追われていたのでしょう。
ぼったくりの手口が強引過ぎたのも、金額が大きかったのも、そう考えると納得できます。
というわけでこの日は解散。
まだ18時頃なので人通りも多いですが、
尾行されてボコられても嫌なので、走ってホテルに戻りました。
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安心してホテルに戻る
コカコーラ 3.2元(≒42円)
プリングルス 14.8元(≒193円)
コカコーラ 3.2元(≒42円)
コンビニで食料を揃えて、ホテルの部屋に引きこもって祝勝会をしました。
コーラとプリングルスうめー!!!
大勝利です!
もっと苦戦するというか、苦労しそうな想定をしていたのですが、
あまりにも簡単に決着がついてしまいました。
それに私としては、公安(警察)で被害届けを発行してもらえれば、十分だと考えていました。
その後クレジットカード会社と相談して、支払いを取り消してもらおうと思っていました。
それがまさか、現金(しかも日本円)で返金される事になるとは。
しかも自分に有利なレートでの両替を了承させたし、
クレジットカードのポイントも溜まるし、ハッキリ言って黒字です。
数千円得してしまいました。
反省
今回のでき事は、とてもいい勉強になりました。
今までの旅で、大きなトラブルや事件は一回もありませんでした。
ペルーの夜行バスでクツを盗まれた事はありますが、
面と向かって明らかなトラブルに遭遇したのは初めてです。
正直なところ、ここ数日は気が緩んでいました。
警戒心や緊張感が不十分でした。
でもこの件で、油断がトラブルに繋がるということを再認識できました。
「これはちょっとヤバいかなー?」という事は、実際にヤバい可能性が高いです。
君子危うきに近寄らず。
挑戦する気持ちや、リラックスすることは大事ですが、
安全と健康を第一に、しっかりと考えて注意して行動しようと思います。
ちょっと怖い思いはしましたが、いい勉強になったうえに、
勉強代もかからなかったし(むしろ黒字)、本当にいい経験になりました。
ストーカーの件といい、今回の旅は色々な事が起きましたね。
そんな感じで、安心した穏やかな気持ちで寝ました。
明日は観光最終日です。
おやすみなさい。