↑列車
2017年3月9日の午後に、香港空港から町中へ向かう続きです。
空港からS56番のバスで東涌駅に行き、そこからMTR(地下鉄)に乗りました。
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深水歩(正しくは土へんに歩):サムスイポウ
↑街並み
途中で1回乗り換えて、40分くらいでサムスイポウに到着しました。
MTRの料金は、14.3香港ドル(≒215円)でした。
いやー、いいですね!
この街並み、とても香港っぽいです!
香港だから当たり前なんですけど、「来たんだなー」って実感が高まりました。
↑街並み
普通、空港から最初に向かうべき場所は、予約しておいたホテルなんだと思います。
でもまずは美味しいものを食べたいんです!!!
という訳で、途中下車しました。
添好運點心専門店
↑飲食店
少し迷いましたが、駅から徒歩10分くらいで、目当てのお店に到着しました。
添好運點心専門店、でございます。
↑飲食店
何か賞を取ったみたいですねー。
それもそのはず、なんとこちらのお店はミシュランの一つ星なのです。
でも値段はお手頃らしく、『世界で最も安いミシュラン星付き店』としても知られているそうです。
なのでかなり並ぶことも多いのですが、『平日の15時過ぎは比較的空いている』という情報を信じて来てみました。
私が到着したのは15:10くらいでしたが、本当に空いていて、並ばずに入店できました。
↑机
飲茶(点心を食べながらお茶を飲んで楽しむこと)の作法は、確か最初に『箸とか器をお茶で洗う』だったと思います。
大きな丼を活用して、見よう見まねでやってみました。
そしてオーダーシートに記入して注文しました。
マットに食べ物の絵が描いてあるので、それを参考にしました。
いやー、ワクワクしますねー。
鳳爪排骨飯
↑料理
鳳爪排骨飯 23香港ドル(≒345円)
肉がごはんに乗っています。
ひとくち食べたら、香りとともに美味しさが口の中に広がりました。
なんかいきなり、とんでもなく高度なことをされてしまった、と思いました。
美味しい料理という枠を超えた、圧倒的な存在感があったというか……とにかく驚きました。
蜜味叉焼腸
↑料理
蜜味叉焼腸 22香港ドル(≒330円)
名前のとおり、甘いチャーシューが入っています。
ぷるぷるしてて柔らかい皮で包まれています。
味、食感、香りともに素晴らしく、なんか『置いてけぼりにされたような感情』になりました。
↑烈海王
グラップラー刃牙という漫画に出てくる、烈海王という人です。
中国拳法の達人なのですが、食べながら彼のこの言葉を思い出しました。
中華料理の本気って凄いなって思いました。
鮮蝦焼売皇
↑料理
鮮蝦焼売皇 28香港ドル(≒420円)
エビシューマイです。
もちろん、これも相当美味しいです。
私は英語はあまり得意ではありませんが、特別な存在って『THE』を付けたりしますよね。
これは、THE・シューマイだと思いました。
↑飲食店
ゆっくりと最高の食事を楽しみました。
お茶の2香港ドル(≒30円)と合わせて、総額は75香港ドル(≒1,125円)でした。
もう一度書きますよ。
総額は75香港ドル(≒1,125円)でした。
いや……本当に凄いですよ。
コストパフォーマンスを考慮したら、もしかしたら世界一のお店かもしれません。
以下、食べながら感じたことのメモを羅列します。
・『食事』というのは、こういう事なんだろう
・生きている喜び
・『人間の欲望は無限大』という説の反論材料になりうる美味しさ
・中国の文化と歴史を尊敬する
・来たばかりだけど、これで帰国しても悔いは無い
↑切ない自転車
そんな感じで、超満足してお店を出ました。
香港料理には期待して来たわけですが、いきなりクライマックスだったかもしれませんねー。
本当に幸せです。
↑犬のトイレ
↑街並み
MTRの駅に戻ります。
改めて予約していた宿に向かいましょう。
つづく