11/16の午後に、成都の宿でのんびり休憩している続きです。
今日は日本人旅人のヤマモトさんと一緒に、成都名物の火鍋を食べに行く予定です。
18時頃に合流して、宿の人にオススメを聞いてから出発しました。
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红鼎坊火锅大酒楼
↑飲食店
こちらのお店です。
新南門の成都旅游バスセンターの近所にある、红鼎坊火锅大酒楼というお店でございます。
トリップアドバイザーだと、成都2,907軒中414位のレストランです。
これが火鍋です
↑夕食
あまり英語は通じませんでしたが、身振り手振りでなんとか意思疎通出来ました。
店員さんも親切に対応してくれて助かりました。
まずは基本となる鍋を頼みます。すでに色々と入っていますが、これは出汁とか香りづけっぽいです。
オススメっぽいのを頼んで、49元(≒760円)でした。
↑夕食
お茶はサービスでした。
↑店内
地元の人で賑わっています。
人数も多いですが、文字通り賑わっています。みなさん楽しく食事していて、とても良い雰囲気です。
雪花ビール
↑夕食
瓶ビールは9元(≒123円)でした。
やや薄口で、ビールが苦手な私でも飲みやすいです。
毛肚
↑夕食
地球の歩き方によると、
『四川人が必ず火鍋に入れるのは、タウナギ(鱔魚)、牛の胃(毛肚)、豚ののど(黄喉)』
だそうです。
なので筆談で、まずはそれらを注文しました。
これはその1つの牛の胃(毛肚)です。
高級なグレードのを頼んだみたいで、58元(≒899円)とお高かったです。
しっかし……けっこうグロいですね……
最初にこれが来たとき、「あれ?なんで雑巾?どうやって使うのかな???」って、本気で思ってしまいましたから。
『肉と魚はたいがい食べられるし、見てくれは全然気にしない派』の私でしたが、さすがにちょっとたじろいでしまいました。
なお、これは後で入れます。
タウナギ(鱔魚)
↑夕食
続いてタウナギ(鱔魚)です。
お値段は20元(≒310円)。
豚ののど(黄喉)
↑夕食
そして豚ののど(黄喉)は、28元(≒434円)でした。
調理開始です
↑夕食
店員さんに、「どうやって食べたらいいんですか?教えてください!」という気持ちをぶつけたら、親切に面倒をみてくれました。
まずは付けダレを作ってくれました。
缶に入ってるスープ 6元(≒93円)
これをベースとして、ネギとかニンニクとか酢醤油とかを調合してくれました。
↑夕食
タウナギと豚ののどは沈めてよく煮て、牛の胃はしゃぶしゃぶっとして食べると教わりました。
↑旅人と夕食
日本人旅人のヤマモトさん。(許可を得て名前と写真を掲載しています)
私もヤマモトさんも、「四川料理って超美味い!」と、いつも感動しています。
↑夕食
火鍋がグツグツ煮えて、すごい迫力がありますね。
気になるお味の方ですが、全体的には『とても辛くてとても美味しい』という、予想通りな感じでした。
個別の感想はこうです。
・タウナギ
柔らかいけど適度にコシがあって、サッパリしてる、美味しい
・豚ののど
コリコリしててホルモンっぽい、美味しい
・牛の胃
見た目はグロいけど実はクセがない、歯ごたえはあるけど固くはない、美味しい
羊肉の串
↑夕食
楽しく美味しく食事をしているので、色々と追加したくなりました。
これは羊肉の串で、お値段は16元(≒248円)でした。
柔らかくていい味でした。
ご飯
↑夕食
ご飯はもしかしたら無料です。
火鍋はけっこう辛いですが、爽やかさも兼ね備えているので、割と普通に食べられました。
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ショーが始まります
↑店員さん
「辛いけど美味しい!」って言いながら食事してたら、いきなり何かが始まりました。
店員さんが中国語で何かしゃべって盛り上げています。
↑踊り
そして音楽と踊りが始まりました。
↑踊り
私たちのテーブルのすぐ脇で踊ってました。特等席ですね。
↑踊り
シュパパ!って、一瞬でお面が変わりました!
中国の演劇でよくあるやつですね。近くで見るのは初めてですが、かなりの早業でした。
↑飲食店
踊りのあとは、お客さんに握手してまわっていました。
チップを集めて回るのかと思いきや、純粋に握手だけっぽかったです。
↑書道
踊りのあとは、書道ショーみたいなのが始まりました。
観光地でもたまに見かけますね。
↑店内
店員のおばちゃんも記念撮影してました。
もしかして有名な書道家の先生だったのかも?
↑書道
意味はよく分かりませんが、きっとありがたいお言葉なのだと思います。
ネットで色々調べたら『頭當運鴻』という言葉がヒットしたのですが、これは企業名っぽいし違うかなあ。。
麺
↑夕食
「鍋の締めは、やっぱり麺だよね!」という事で注文しました。
うどんみたいな麺 6元(≒93円)
これから火鍋を食べる人に、強くアドバイスしたい事があります。
それは、
「麺を入れたら、あまり煮込み過ぎないように注意してください」
という事です。
『口に近づけただけで辛さを感じるくらい』の激しい味付けになってしまいますので。
牛肉
↑夕食
普通の牛肉 18元(≒279円)
これは本当に普通の牛肉薄切りでした。しゃぶしゃぶみたいにして、美味しく食べました。
そんな感じの火鍋体験でした。
味だけでなく、ショーを見たり会話をしたりして、『食事を総合的に楽しんだ』という、とても満足した気持ちでお店を出ました。
熱くて辛いからゆっくり食べざるを得ませんが、それが逆に楽しさに繋がっているのだと思います。
なおお会計は、2人合わせて228元(≒3,534円)でした。
いつもの食事に比べるとかなり高いですが、値段以上の経験が出来たと思います。大満足!
アイスクリーム
↑おやつ
帰り道にコンビニでアイスを買いました。4元(≒62円)
ヤマモトさんにおごってもらいました。ありがとうございました。
という1日でした。
四川省の、そして成都の名物である火鍋は、とても良かったです。
『味』だけでなく、『火鍋の経験』そのものが素晴らしい思い出になると思いますので、強くオススメです。
今回の旅は残り1日ちょい。
明日はパンダを見に行って、お土産物を買ったりして過ごします。
おやすみなさい