今回の旅全体の費用集計記事です。
主に物価が安いエリアをまわりましたが、どれくらい安く済ませられたでしょうか?
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旅の概要(ルートと日程)
こんな感じで移動しました。
2014年
3/20 日本出発、マレーシア3泊
3/23 シンガポール3泊
3/26 インド18泊
4/09 パキスタン1泊
4/10 インドに戻って11泊
4/21 日本帰着
最近の旅は、行く国の数が少なくなってますね。
しかも約1ヶ月だけなので、ここ数年で一番短い旅でした。
でもだいぶ急ぎ足だった印象があるので、行った都市を数えてみたら、16もありました。
31日間で16都市、、、けっこう頑張りましたね。
では各項目ごとに、使ったお金を見ていこうと思います。
だいたいの目安として、1ドル=103円、1シンガポールドル=80円とお考えください。
項目ごとの費用集計
◆食費:23,611円(平均513円/日)
安いですね。
2012年の東南アジアを旅したときが1日平均536円だったので、だいたいそれと同じくらいになりました。
特にインドの物価が安いのが嬉しかったです。
ちょっといい雰囲気のレストランに入って、ちょっといいものを注文しても、だいぶ安いです。
この写真のカレーは約136円、レモンライスは約102円でした。
私は節約せずに好きなものを食べましたが、安いお店ならば、一食50円以下で済ませることもできます。
インドの食事は、基本的にカレー味になっています。
味は美味しいのですが、毎日食べ続けると、胃が疲れてくる事がわかりました。
クアラルンプールで食べた焼きそばは約248円。
インドと比べるとちょっと割高感がありますね。
セントーサ島で食べた小籠包が、1人前で約784円。
今回の旅で食べた、一番高い料理がこれでした。
美味しかったなー。
インドで軽く(?)食中毒になりましたが、今回の旅は、食の満足度は高いです。
何も我慢せずに、好きなものを好きなだけ食べましたから。
そういう事ができるのも、物価の安い東南アジア旅の醍醐味ですね。
◆宿泊費:27,531円(平均598円/日)
こちらも安く済んで良かったです。
インドはだいたいの宿が一泊500円以下でした。
たまにいいホテルに泊まっても、せいぜい2000円くらいでしたし。
西ヨーロッパだと最安のドミトリーで3000円くらいしますし、それらと比べるとかなり割安感がありますね。
パキスタンのラホールでは、旅人向けの快適な宿に泊まりました。
全盛期からするとかなり減っているとは思いますが、このご時世でも、それなりに観光客がいるのですね。
インドでは日本人宿のサンタナに、かなりお世話になりました。
(ニューデリー、バラナシ、コルカタ)
カレー(香辛料)で疲れたお腹には、こういう普通の料理がとてもありがたかったです。
◆交通費:79,380円
う~ん、、、これもいつもの旅と比べると格安なのですが、他の項目が安すぎるせいで、なんだか高く感じてしまいますね。
日本から出国の航空券 | 12,210円 | エアアジア:関空⇒クアラルンプール |
日本への帰国の航空券 | 30,840円 | 中国東方航空:コルカタ⇒成田 |
渡航先での国内交通 | 20,054円 | |
渡航先での国際交通 | 14,020円 | |
インドビザ取得 | 2,156円 | 東京にて |
パキスタンビザ取得 | 100円 | 東京にて |
物価の安いインドでは、もちろん交通費も安いです。
ですが大きなインドをだいたい一周したわけですし、それなりにお金もかかっちゃいますね。
逆にマレーシアやシンガポールの物価はそこそこですが、都市間の距離が短いので、交通費もそれほど高くありませんでした。
インドの長距離列車の「スリーパー」というクラスです。
一応は指定席の寝台なのですが、わりとカオスな感じです。
夜行列車で一晩の距離で、550円くらいでした。
こちらは「2A」というクラスです。
エアコンがついていて、寝台も2段で広々としています。
こちらは一晩の距離で2300円くらいでした。
スリーパーの数倍の値段がしますが、それでもできるだけこちらを利用したいです。
快適度は10倍以上違いますので。
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◆入場料:4,107円
気になるところに全部入場してこんなくらいでした。
今回一番高かったのはタージマハルの入場料で、1,275円でした。
その価値や美しさからすると、この入場料はむしろ安いと思います。
でも現地にいるときは、とんでもなく高く感じてしまうので不思議です。
シンガポールのハウパーヴィラ(タイガーバームガーデン)。
この面白さで入場料無料なのは神でしたね。
個々の施設の満足度というか衝撃度だと、今回一番凄かったのは、このハウパーヴィラかもしれませんね。
ある意味タージマハル以上です。
参考記事:3/25ハウパーヴィラ(タイガーバームガーデン)を本気でレポート1
◆エンターテイメント:2,091円
マレーシアとインドで、1回ずつマッサージを受けた料金です。
インドのマッサージ師のおっちゃん。
気持ちよかったですが、あまり「癒し」な感じはしませんでした。
激しくチョップしたりします。
かなりアグレッシヴでした。
◆ツアー代:510円
ツアーを利用したのは、バナーラス(バラナシ)の早朝ガンガー見学のみでした。
なんだかんだ言って、インドは旅しやすいです。
だいたいの場所に自力で行って見学できますので、ツアーを利用する機会は少なかったです。
◆その他:829円
チップとか洗濯とか日用品とかです。
◆お土産代:内緒
インドではそこそこ高級な物をいくつか買ったので、意外と高くなってました。
でも値段に見合う納得の品質です。
買って良かったです。
◆書籍代:3,760円
地球の歩き方を2冊買いました。
◆総額費用
それでは各項目が出揃ったので、合計金額の発表です。
30泊31日の、マレーシア・シンガポール・インド・パキスタン旅の総額費用
141,819円
でございます。
安っ!!
これは安いです。
インドの物価が染みついた状態だと高く感じたかもしれませんが、帰国して1か月経った今は、とても安く感じます。
だってあれだけあちこち行って、
見たいものを全部見て、
食べたいものを全部食べて、
そういう1か月でこの値段ですから。
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参考:過去データ
・2012冬旅 83日間で主にヨーロッパ23ヶ国 468,463円と60,000マイル
・2013春旅 38日間でカナダと南米6ヶ国 479,920円
・2013夏旅 43日間で北中米カリブ海12ヶ国 515,430円
・2013冬旅 49日間で中東イタリア4ヶ国 341,485円
1回旅に出ると30~50万円くらい使ってしまうイメージだったのですが、それが14万円くらいで済んでしまったので、これはもう衝撃の安さですよ。
やっぱ東南アジアはいいですね。
物価が安いと、心身ともにリラックスできます。
私はそれなりに贅沢もしましたし、物価の高いシンガポールなども経由しています。
なのでインドだけに絞って、そこそこ節約すれば、10万円もあれば1ヶ月は余裕で旅できそうですね。
(日本からの往復航空券も含めて)
最後にかるーく、各国を振り返りましょう。
各国の様子
マレーシアはいつも無難な楽しさがあります。
クアラルンプールは航路の要所ですので、きっとこれから先も、何回か行くことがあるでしょう。
シンガポールは2回目でしたが、全体的に素晴らしかったです。
特にセントーサ島が、前よりもさらに良くなっていました。
いつか1週間くらいシンガポールでのんびり遊んでみたいです。
おっかなびっくりでしたが、パキスタンも行って良かったです。
独特の街並みと、親切で興味津々のパキスタン人が印象的でした。
いつか治安が良くなって、もっと気軽に観光できる日が戻ることを期待しています。
インドは何といってもハンピです。
今回の旅全体でも、一番良かった場所はハンピです。
これは悩むこともなく、一瞬で確定できました。
世界のあちこちを旅しましたが、私が知らない素晴らしい場所は、まだまだたくさんありそうですね。
この人たちにまた会いたくなりました。
今度はぜひ一緒に写真を撮りましょう。
そんな感じで、かなり満足度の高い旅でした。
でもちょっと心身ともに消耗度が高かったかなぁ、、、と思います。
次回の旅は、もっと余裕のあるスケジュールにしましょう。