11/30に、カイロの空港に到着したつづきです。
エジプト航空のトランジットの窓口に進みました。
係員:エジプトのビザは自分で取得しますか?それとも任せますか?
私:いや、ビザは不要です。今日は空港から出ませんから
係員:え?どうしてですか?
私:どうしてって……お金も節約したいですし……
係員:ん?だってホテルは無料ですよ?
マジですか!?
エジプト航空が乗り継ぎ客のために、
無料でホテルを手配してくれたようです。
いやー、これはラッキーです。
空港で寝る気満々だったので、とんでもなくラッキーです。
乗り継ぎ時に無料でホテルに泊まるのは、これで2回目かな?
個人的には、けっこう珍しいことです。
ビザの取得は、エジプト航空の係員にお願いしました。
(パスポートを預ける代わりに、無料でやってもらえます)
そして誘導されて、空港前で送迎バスを待ちました。
トルコ人グループと一緒でした。
左の坊主のハッサンさんのみ、少し英語を話せます。
↑ネット上で話題のトルコ映画
これのマネをしたら、かなり笑ってくれました。
ちゃんと通じてくれてよかったです。
やっぱりトルコ人は、別格で親日的ですね。
私もトルコやトルコ人が大好きです。
楽しくおしゃべりをしながら、バスを待ちました。
30分くらい待って、やっと送迎バスが到着。
さて、どんなホテルに連れて行かれるのでしょうか。
ボロ宿に連れていかれる覚悟は出来ています。
なんですかこれは
ル・パサージュという空港近くのホテルなのですが、、、
これかなりいいホテルなのでは?
↑ロビー
結婚式もやってましたし。
いやー、これはビックリです。
今回の旅で泊まったなかで、ずば抜けていい部屋です。
バスタブまであります!
久々にシャワーじゃなくて、お風呂に入りたいです!
これで無料ってんだから、本当にありがたいです。
しかも夕食と朝食まで付いちゃってますよ。
奥にはカジノまで併設されています。
これ普通に泊まったらかなり高いんじゃないですか?
無料の夕食は、ビュッフェ形式でした。
ガイドブックでしか見たことのないエジプト料理が並んでいます!
つい緊張してしまい、あまり上手に取れませんでした。
でもさすが一流ホテルです。
同じメニューでも、町の食堂とは味がだいぶ違います。
ハッサンさんたちと一緒に食事です。
エジプシャンなスイーツがたくさん並んでいます。
1種類1つずつに限定したって、絶対に全種類は食べ切れませんぜ。
これだけとりました。
甘~~いケーキとチョコレートが美味しかったです。
満腹満腹。
ダイエットは少し後退してしまいましたが、大満足です。
ハッサンさん「食後は一緒にチャイ(紅茶)を飲もうぜ!」
って、これは別料金だって解ってるのかな?
↑カフェ
やっぱり解っていなかったようです。
しかも支払いはエジプトポンドかUSドルのみです。
トルコリラしか持っていない彼らは、困ってしまいました。
英語もあまり通じていないようです。
マネージャーが少し嫌味っぽくあれこれ説明しています。
…トルコ人がピンチです。
これはなんとかしてあげなくちゃ!
というわけで、
私が全部出してあげることにしました。
(USドルの細かいのを持っていたということもあり)
もちろん、「それはダメだよ、悪いよ」と断るハッサンさん。
そこで私はこんなことを言いました。
「私はトルコが大好きです。トルコでたくさんの人に親切にしてもらったから、その恩返しです。これくらい気にしないでください。お金は返さなくていいので、もしトルコで困っている日本人がいたら、また親切にしてあげてください」
書いてて少し恥ずかしくなりましたが、まあ事実は事実ですので。。
ハッサンさんも、笑顔で納得してくれました。
こんな私でも、日本とトルコの友好関係に、微力ながら役立てたかと思います。
めぐりめぐって、私にも何かいい事があるといいなー。
あ、でもちゃんと思い出したら、十分にいいことはありました。
旅でも日常生活でも、色々な人に親切にしてもらったり、助けてもらっていました。
世の中うまく出来ているものですね。
(よく考えたら、無料で高級ホテルに泊まれただけでも十分ですね)
そして部屋でオフラインでブログを書いて現在に至ります。
たぶんアップロードは明日になると思いますが、
そのときに恥ずかしくなって消さないことを祈ります。
明日はチュニジアに飛びます。
おやすみなさい