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2012年7月10日 火曜日 夜行列車の中(ロシア)
おはようございます。
モスクワからサンクトペテルブルクまで、夜行列車の寝台で移動しています。
6:45、目が覚めたらサンクトペテルブルクに到着していました。
ちょっと眠いので、ヨロヨロ歩きながら列車を降りました。
隣のホームには、なんか速そうなのが停車していました。
私は9時間45分かけて移動しましたが、速い列車だと2時間半くらいだと思います。
ベンチでちょっと休憩。
無料で無線LANも使えました。
ところでロシアの駅名は、面白くて便利な(?)ルールで名付けられています。
長距離列車の発着する駅は、その行き先の地名が駅名になっています。
例えばモスクワ市内には、
・レニングラード駅 : モスクワ⇔レニングラード(現サンクトペテルブルク)の列車の発着
・ベラルーシ駅 : モスクワ⇔ミンスク(ベラルーシの首都)の列車の発着
・キエフ駅 : モスクワ⇔キエフ(ウクライナの首都)の列車の発着
などの駅があります。
でも、モスクワ市内にはモスクワ駅は無いのです。
最初は戸惑いますが、実は便利かもしれませんね。
とりあえず行きたい地名の駅に行けば、その列車が発着しているのですから。
気温は19℃くらい。だいぶ北上したのでちょっと肌寒いです。
ジャンパーを着ている人もいますね。
と思ったらTシャツの人もいました。
まずは宿探しです。
地球の歩き方に乗っている、ピラウという宿に来てみました。
・・・って、ここのはずなんですけどね。
「38」っていう住所の表示があるだけで、宿の看板が見つかりません。
う~ん。。
宿の住所は、ルビンシュテイン通りの38-12です。
そしてここは「38」のドアの前です。
でもドアは堅く閉ざされています。
う~ん、どうしたらいいんじゃろ。
おそるおそる、ドア脇のボタンを押してみました。
「1」、「2」、「ベルのマーク」
ジリジリジリ・・・
どこかに繋がったようです。
ガチャ
ドアの鍵が開きました。
内部にも看板は無し。
突き放された感じです。
かなり不安ですが、でもドアは開いたしなぁ。ここでいいんだろうなあ。
やはり看板は無いものの、
「12」
と書かれたドアのチャイムを押してみました。
合ってました。無事に入室できました。
後から来た別の旅人も、
「ここって宿泊施設ですか?」
ってまず質問していましたし、それくらい解りづらい宿です。
空室はあるものの、まだ準備ができていないので、
午後まで待つことになりました。
コーヒーや紅茶は、無料で飲めます。
生まれて初めて、砂糖と塩を間違えて入れてしまいました。
作り直し。
無料で無線LANも使えるし、全体的に雰囲気の良い宿です。
しばらく休憩したあと、荷物を預けて外出することにしました。
意味が全然解りませんが、猫がいい味出してます。
大きなソファが放置してありました。
確かにモスクワに負けず劣らず、サンクトペテルブルクはいい町のようです。
看板の英語バージョンとロシア語バージョン。
ロシア語バージョンの方は、矢印のつけ方がかなり強引ですね。
つづく