7/1に、宿泊したゲルを出発した続きです。
ゲルで合流したアメリカ人のアレックスさんも同乗しています。
こういうことも割と頻繁にありました。
車は順調に、草原の中を進んでいました。
が、
何を思ったかドライバーのおっちゃん、道なき道を進み始めました。
見るからに柔らかそうな道、、、というか地面です。
頼みますよ、別に盛り上げてくれなくていいから、無事に通過してくださいよ。
すると、なぜか一時停止する我々の自動車。
そしてギアを前へ後ろへと入れ替えるおっちゃん。
まさか、、、
マジですか!?
それにしても、こんなに深く埋まっていたとは。。
頑張るおっちゃん。
私も手伝いましたが、なかなか抜け出せません。
っていうか、全然抜け出せる気配がありません。
マジで?
写真撮ってる場合じゃない?
困ったなー。
通りすがりの朝青龍が助けてくれたりしないかなー。
アレックスさん。
「彼はなんでこんな道を進んだんだ?馬鹿じゃないの?
俺は帰ったら絶対に文句言うよ。ツアーの落ち度だから返金を要求すべきだよ!」
と、かなりご立腹の様子。
こういうのもアメリカ人らしい・・・のかな?
ドライバーのおっちゃんがどこかから、助っ人を連れてきました。
幸運にも、近所(といっても数km離れていますが)にゲルがありました。
みんなで力を合わせて頑張りましたが、なかなか抜け出せません。
朝青龍のモノマネで場を和ませようかとも思いましたが、
「それどころじゃない感」があったので、空気を読んでやめておきました。
そして苦労すること約1時間、無事に脱出できました!
ふ~、良かった良かった。
無事に解決してくれたので、私としてはむしろツアーが盛り上がって楽しかったと思います。
(アレックスさんは相変わらず怒っていましたが)
色々とありましたが、このツアー最後の観光地である、
チンギス・ハーン像テーマパークに到着です。
でかいです。高さは40mだとか。
ちょうど雲がいい感じになってます。威圧感の表現みたいです。
入場料は7000トゥグリク(≒420円)。
ここは自分で支払いました。
大きな靴が展示してありました。
チンギス・ハーンは巨人だったのですね。
バックドロップをしているようにも見えますが??
チンギス・ハーン像に登ることも出来ます。
階段とエレベーターがありました。
馬の頭の部分まで登って、TX55のスイングパノラマで撮影しました。
なかなかいい景色だったのですが、高所恐怖症の私はすぐに降りてしまいました。
チンギス・ハーン像。35000トゥグリク(≒2100円)
ちょっと欲しかったのですが、重くて持ち歩きが大変そうなので断念。
あと、地下には博物館があり、武器などを色々と展示してありました。
(残念ながら撮影は禁止)
そんな感じの見学でした。
地球の歩き方には、「チンギス・ハーン像テーマパーク」と書いてありますが、
日本人的なテーマパークの概念とは、ちょっと違うような気もします。<
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↑駐車場
野菜を売る車。
すべて見学を終えたので、ウランバートルに戻ります。
モンゴルの路面状況は、全体的に悪い気がします。
あちこちに段差があったり、穴が開いていたりします。
大型トラックが横転していました。
16時過ぎ、ゴールデンゴビゲストハウスに帰着しました。
約28時間のテレルジツアーでしたが、色々とあって大満足でした。
かなり強い興味を示していたので、指差し会話帳は差し上げることにしました。
エルティネさんありがとう!(実は私と同い年)
一昨日と同じ部屋に宿泊します。
ドミトリー一泊9450トゥグリク(≒567円)。
(あれ?70トゥグリク値上げされてるぞ?)
とりあえずシャワーを浴びてサッパリして、そして昼寝しました。
という感じの、テレルジ1泊2日ツアーでした。
大満足です。
モンゴルでやりたい事を、全部やれたと思います。
でも強いて言えば、もうちょっと馬に多く乗りたかったかなー。
馬を半日レンタルして、地平線までとか遠くの山までとか、
そんな乗馬をしてみたかったです。
でもあとは大満足。
ほぼ100点です。
行って良かったです。
135ドル以上の経験が出来たと思います。
超オススメ。
もし自力でテレルジに行ったとしたら、安く上がったかもしれませんが、
同じ体験は出来なかったはずです。
ツアーで行くことを、強く強くオススメします。
(でも料金はもうちょっと交渉した方がいいかもしれません)