2013/12/25にナポリン近郊の乗馬ツアーを終えて、とある駅に来た続きです。
宿に帰らず、このままソレントに観光に行くことにしました。
ですが、なにやら雲行きが怪しいです、、、
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とある駅のホームにて
どこかの駅⇒ナポリ 2.2ユーロ(≒308円)
13:00頃にこの駅に着いたのですが、なんとナポリ行きは次の列車が終電だそうです。
ソレントに行っても帰れなくなってしまいますので、このままナポリに戻ることにしました。
いくらクリスマスとはいえ、終電早すぎですよ、、、
ですがこの列車に間に合ったという点では、まあ幸運だったかと思います。
列車のチケットは自分で打刻マシーンに入れて、日付と時間を印刷する必要があります。
この駅は打刻マシーンがありませんでしたので、乗車してすぐに車掌さんにチケットを見せに行きました。
車掌さんが日付と時間を書いてくれました。
これでもOKみたいですね。
ナポリに帰着
ナポリまで戻ってきました。
これは私鉄ヴェスーヴィオ周遊鉄道駅です。
町中も全然お店が開いていませんねー。
車の行き来はありますが、軽くゴーストタウンです。
お腹が減ったのにレストランはおろか、スーパーや売店ですら閉まっています。
少し困りました。
おもちゃ屋さんだけは営業していました。
クリスマスは稼ぎ時ですもんね。
教会
「おっ、教会が開いてるよ。ちょっとお祈りしていこうよ!」
と、スペイン人のオリオンさん。
でもイタリア人のシモナさんは、なんか気が進まない様子です。
どうやら宗派か何かが違うようです。
キリスト教も色々な考えがあるのですね。
中は人でいっぱいでした。
仏教徒の私はお邪魔になってはいけないので、入り口から中をのぞくくらいにしておきました。
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イタリア人らしい発言
結局、駅から宿までの間で、営業している飲食店は1軒もありませんでした。
イタリア人のシモナさんは、
「私は今、どうしてもチーズの乗ったピッツァを食べたいの。 我慢できないの。だから引き続きお店を探してきます」
と言って、どこかへ歩いていきました。
パンとかお菓子ではダメみたいです。
いかにもイタリア的な発言ですね。
こういう場面を経験できて、なんか嬉しくなりました。
私は備蓄食料のクッキーとオレンジで十分です。
しばらく昼寝して、夜から活動を再開しました。
25日の17:00頃から、飲食店も営業を再開するらしいですので。
むむっ、、、これは、、、!?
なんと宿のエレベーターは有料でした。
エレベーター内のこのマシンにコインを入れると、行き先の階まで動いてくれるようです。
世界中でこんなんは初めて見ました。ビックリしました。
ですが実際は普通に無料で動いてくれていました。
不評でシステムが廃止になったのでしょうか?
情報どおり、近所の軽食屋さんがオープンしていました。
日本語で挨拶してくれました。
けっこう日本人観光客が多いのかも?
スロットマシンも置いてありました。
夕食
ピザ マルガリータ 2ユーロ(≒280円)
味はまあまあなのですが、このサイズは2ユーロはちょっと高いかなぁ、、、と。
紅茶は宿に備え付けのものを無料で頂きました。
中国人旅行者との交流
同じ宿には、中国人旅行者が何人かいました。
2人ともビックリするくらい日本文化に詳しかったです。
・新世紀エヴァンゲリオンとか鋼の錬金術師とかが好き
・キャプテン翼を見て育った
・名探偵コナンが好き(新シリーズが始まった事も知っていました)
・日本のサッカーが好き(欧州で活躍する日本人選手を一通り知っていました)
・メタルギアソリッドが好き(開発者の小島秀夫さんを尊敬しているそうです)
・札幌で食べた海産物の味が忘れられない(世界一美味しい食べ物だそうです)
などなど。
そんな感じで、とっても親日的な感じでした。
「日本政府と中国政府の仲が悪いのは心配だけど、 僕は日本人と日本食と日本文化が大好きなんだ」
と言ってくれました。
なんというか、正直なところかなり意外に思ってしまいました。
反日教育が浸透しているものと思っていたのですが、こんな風に日本好きな人もけっこういるようですね。
そんな感じの1日でした。
クリスマスも無事に乗り切った(?)ので、明日から普通のナポリ観光を開始したいと思います。
おやすみなさい