このタイミングで書くのも変な感じがしますが、
2012年4月~5月の、東南アジア旅の費用集計結果です。
書こう書こうと思っていてなかなか書けなかったのですが、
今日は余裕があるので、やっと書けます。
まずはこんな感じで移動して、
タイを拠点に東南アジアの国々をまわり、マレーシアから帰国しました。
(矢印の色分けは、特に意味はありません)
3/30に出国し5/17に帰国したので、全体では49日間なのですが、
序盤は旅ではなくガイドのボランティアだったので、
旅としてはタイに入国した4/10から開始とします。
37泊38日の東南アジア旅でした。
旅の日程は以下の通りです。
3/30 日本出発
3/30 台湾(ガイドのボランティア)
4/06 香港(ガイドのボランティア)
4/10 タイ(バンコク)
4/14 ミャンマー(ヤンゴン、マンダレー、バガン)
4/20 バングラデシュ(ダッカ)
4/24 ネパール(カトマンドゥ、ポカラ)
5/02 カンボジア(アンコールワット)
5/05 ラオス(ビエンチャン、ルアンパバーン)
5/10 タイ(ノーンカーイ、バンコク)
5/13 マレーシア(ペナン島、クアラルンプール)
5/15 ブルネイ(バンダル・スリ・ブガワン)
5/17 日本帰着
移動しまくりですね。
しかも各国の移動の間に、タイとかマレーシアが挟まっています。
タイだけで4回も入国してしまいました。
総入国回数は15回にもなります。
それでは今回も一項目ずつ、集計結果を書いてみようと思います。
2012年5月頃のレートで換算しています。
(1ドル=80円くらいです)
◆食費:20,352円(平均536円/日)
安いといえば安いのですが、安くないといえば安くないですね。
例えば南米旅は1日平均872円、南太平洋旅は1日平均792円でした。
物価の差を考えると、ちょっと割高に感じますね。
でも南米や南太平洋が自炊を多くおこなった事に対して、
東南アジア旅ではほぼ全て外食でした。
あまり贅沢はしなかったものの、
特に節約もせずに食べたいものを食べたいだけ食べました。
それでこの値段なんだから、やっぱり安いですね。
◆宿泊費:12,916円(平均340円/日)
安い、、、
夜行列車も多く使ったとはいえ、それにしても安いです。
さすが東南アジア。
宿泊費は、本当に割安に感じます。
◆交通費:149,080円
・旅の開始の航空券.......15,782円(香港⇒タイ)
・旅の終わりの航空券......19,720円(クアラルンプール⇒羽田)
・国内交通............24,635円
・国際交通............89,541円
毎度毎度、一番高くついてしまう交通費。
でもこんなくらいに抑えられたのだから、やっぱり東南アジアは安いです。
飛行機だけでも10回乗ってますからね。
ちなみに空港使用料とビザ取得代金も、この交通費の項目に含めています。
↑ラオスのブッダパーク
◆入場料:5,733円
値上がりしている場所も多かったのに、それでもこの値段。
ヨルダンのぺトラなら、1ヶ所だけでこれくらいかかりますし、
やっぱり東南アジアは安いです。
ふと気づくと、さっきから「安い」って書きまくってますね。
◆エンターテイメント:10,383円
何回もマッサージに行ったので、このお値段です。
とある紳士に、高級な飲食店に連れていってもらったので、
そのときに支払ったチップ代もこの項目に含めています。
◆ツアー代:0円
特に参加せず、自力でまわりました。
東南アジアは観光についてのシステムはよく整備されているので、
だいたいの場所は自力で観光することができます。
◆その他:2,948円
荷物預けとかインターネット代金とか。
駅と空港の荷物預けが高かったなぁ。
◆お土産代:内緒
それなりに使っていました。
でもマレーシアで買ったチョコレート、箱に対して中身が小さすぎてガッカリでした。。
◆書籍代:13,230円
地球の歩き方を数冊。
それでは各項目が出揃ったので、合計金額の発表です。
37泊38日の東南アジア旅の総額費用
215,241円
でした。
納得です。
まあこんなところでしょう。
旅慣れている人からすると、「もっともっと安くなるでしょ?」と思うかもしれませんが、
今回はあちこち行きまくってますから、こんなところでしょう。
国際交通費だけで125,044円もかかっていますしね。
ではここからは、写真を見ながら軽く振り返ろうと思います。
狙ったわけではないのですが、タイに到着した早々、水かけ祭りが始まりました。
いつか見てみたいと思っていたんですよね。
凄く楽しかったです。
タイ好きな人は、わざわざ参加しに来るべきだと思います!
2ヶ国目はミャンマー。
タイの隣にあるものの、ビザは必要だし、陸路での入国は制限があるしで、
近くて遠い国という認識でした。
でも行ってみたら、これが面白い面白い。
よい意味で観光地化が進んでいないというか、観光客が多くないので、
全体的にすれていない雰囲気が、とても居心地よかったです。
ミャンマーも強くオススメです。
続けてバングラデシュ。
特に観光っぽいことはしなかったものの、楽しく過ごせました。
人々が外国人を珍しがっている様子がとても楽しく、
そして親切に接してくれたので、とてもいい印象の国です。
今まで旅したなかで、
「人がいいなぁ、面白いなぁ」
と非常に強く思ったのは、シリア、トンガに続いてこれで3ヶ国目です。
次はネパール。
これがとてもとても楽しかった。
今回の旅で一番楽しかったのは、たぶんネパールだと思います。
行く前からこんなにワクワクしたのも久しぶりです。
旧市街の街並みが素晴らしく、楽しく町歩きできました。
ほんの1泊2日だけでしたが、トレッキングもしました。
これも楽しかったなー。
ネパール楽しかったなー。
そしてカンボジアへ。
2泊3日で、アンコールワットのみを見学に行った形です。
10年ぶりに訪れたのですが、やっぱりアンコールワットは凄い!
世界トップクラスの遺跡です。
タイムスリップ感というか、理屈を超えた感動というか、
とにかく素晴らしい感動を味わうことが出来ました。
ただ、、、もうちょっと静かに見学が出来たら、
もっともっと素晴らしいんですけどね、、、それだけが残念でした。
日程がカツカツになってきましたが、結構な強行日程でラオスへ。
旅人の評判どおり、のんびり過ごせるいい国でした。
ビザも不要ですし、タイから最も簡単に行ける周辺国だと思います。
「初めての陸路での国境越え」に挑戦するには、タイ⇔ラオスが最適かも。
ラオスのあとはタイに戻りました。
今度は通過せずに、数日間滞在しました。
タイのバンコクのカオサン通りは、旅人の聖地です。
世界中からバックパッカーが集まってきます。
そして私の旅の原点でもあります。
久々のカオサン通りは、やっぱり最高でした。
パッタイも最高に美味しかったです。
ご飯は美味しいし、見どころはたくさんあるし、物価は安いし、
旅しやすい環境が整っているし、日本からもそれほど遠くないし。
私が一番好きな国:タイの魅力は、10年経っても全然色あせていませんでした。
きっとこれからも、一番であり続けると思います。
タイから南下してマレーシアに。
ペナン島はビーチが綺麗だったら、もっと楽しめたんですけどねー。
でも落ち着いた雰囲気の街並みが好印象でした。
最後の最後に無茶な日程で、1泊2日でブルネイに立ち寄りました。
首都の中心部のみの観光でしたが、
モスクとか水上集落とか、見ごたえがあって楽しかったです。
何回もブルネイに行こうと思っては行きそびれていたのですが、今回は無事に訪問できたので、やっと心のつかえが取れました。
と、そんな感じの東南アジア旅でした。
これまでに世界のあちこちを旅してきましたが、やっぱり東南アジアはとても良いです。
物価のことも考慮すると、
世界で一番旅が楽しいエリアは、東南アジアである
と言っていいでしょう。
断言してもいいです。
ただこの時期は暑かったですね。
12月~1月がベストシーズンですので、その時期をオススメします。
一人旅をしてみたいな。ついでに人間的に成長出来るといいな。
でもどこに行ったらいいんだろう?
なんて思っている人がいたら、
とりあえず東南アジアに行ってみてください。
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