5/15に、ブルネイを散策している続きです。
ところでブルネイの首都のバンダル・スリ・ブガワンには、水上集落があります。
地球の歩き方によると、
ブルネイ川。そこに、まるで蜃気楼としか思えないような一大集落が浮かんでいる。
と書いてあります。
蜃気楼ですか。とっても気になりますね。
すぐ近くですし、見学に行ってみましょう。
対岸に見えるのが水上集落です。
蜃気楼・・・・・・?
どう見ても水上にある集落に見えるのですが。
また地球の歩き方トラップにやられました。
これまでも、実物をはるかに越える素晴らしすぎる表現に、何度も騙されたものです。
そこはまるで桃源郷
とか、
まるで絵本から飛び出したような町
とか。
でもせっかくですので、水上集落を見学してみましょう。
渡し舟料金は1ブルネイドル(≒64円)でした。
ちなみに1時間チャーターして案内してもらうと、
20ブルネイドルくらいの模様です。
もうじき上陸?です。
思っていたよりもだいぶ大きいです。
ただ家が集合しているだけではなく、ちゃんと道があって、
町のようになっています。
カブトガニ?
電気、水道など、それなりに整っています。
それどころか、学校とか病院とか消防署まであるそうです。
出来栄えはまちまちです。
このお宅はちょっと危ない感じ。
陸地部分にはゴミが溜まっていて、とても汚いです。
生活排水も、そのまま川に流しているようでした。
ここの皆さんは、
土地代が払えないから、仕方なくここに住んでいる
のではなくて、
好きでここに住んでいる
らしいです。
政府がかなりの好条件で公営団地を建てたりしたのですが、
それでも移住を拒む人が多いらしいです。
主な移動手段はボート。
鉢植えが飾ってあったりして、おしゃれな家も多いです。
これは学校とか公民館的な建物でしょうか。
飲食店。
この水上集落は600年以上の歴史があり、
現在も3万人以上が住んでいるそうです。
たまに怖い通路もあります。
こちらは行き止まり。
ちょっとした探検気分で楽しいです。
ゲームのフォールアウト3と雰囲気が似ている気がします。
新築エリアです。
退去するどころか、まだ居住者が増えるのですね。
新築エリアへの門。
なんかフィクション的な雰囲気すら感じます。
「ちょっとウチに寄って、お茶でも飲んでいきなよ!」
とか言われることはありませんでした。
特にこちらに関心を示すこともなく、
みなさん普通に日常生活を送っていました。
もうちょっと愛想良くてもいいのになぁ、、と少し思いました。
ここも公共の建物っぽいです。
ここでも建築中。
そんな感じの水上集落散策でした。
たぶんここでしか見ることが出来ない、貴重なものだと思います。
最近行ったなかでは、一番興味深い街並みかもしれません。
1時間くらいの散策を終え、陸へ戻りました。
1ブルネイドル(≒64円)
つづく