7/1に、ビシュケクの宿に着いたあとの話です。
さんざん将棋をやったあと、宿の仲間と昼食にでかけました。
「こんにちは」と、「まあ座ってください」のみ英語でしたが、
あとはロシア語かキルギス語かのやりとりです。
当然会話はできませんし、メニューも全然理解できませんので、
「あの人と同じのください作戦」で注文しました。
で、出てきたのがこれ。
スープとパンと紅茶 56ソム(≒100円)
ちょっと酸っぱくて濃厚なスープが美味しいです。
たぶんロシアっぽい味付けなんだと思います。
食べ終わる頃、他のお客さんのもとにピラフが来ていました。
あっちの方が食べたかったな、、、
宿に戻って一休み。
首都なのに、とってものどかなビシュケクです。
なんか空の感じが独特な気がするんですよねー。
色が鮮やかなのか、雲の形が違うのか。
また5五将棋をしていたら、近所の子供が遊びにきました。
2ちゃんで絶賛されるレベルの可愛さだと思います。
さすがキルギス。
5五将棋を夢中でやっていて、気づいたら夜でした。
今度は一人で、昼と同じ食堂に行ってみました。
しまった!時間が中途半端なせいか、誰も食事をしていません。
困ったなぁ。これでは、「同じのちょうだい作戦」が使えません。
というわけで「厨房で具材を見せてもらって、それ食べたいです作戦」
に切り替えました。
で、出てきたのがこれ。
Лагман(ラグマン)というスパゲティ風の料理。60ソム(≒108円)
スパゲティよりも、うどんとか二郎に近い食感でした。
味とか見た目がロシアっぽいですね。たぶん。
美味しかったです。
日本人が珍しいみたいで、興味津々で寄ってきました。
インディエラさんとエルノーラさん。
旅の指さし会話帳を熟読したあと、何故か電話番号を教えてくれました。
こちらは地球の歩き方を熟読。
折ってあるページを発見するたびに、
「アンタ、ページに折り目つけちゃ駄目だよ!しおり使いなさいよ!」
って怒られてしまいました。
そしてページがタジキスタンに差し掛かったところで、
おばちゃんは何故か急いで奥に行ってしまいました。
お姉さんを呼んできて、
「ホラ、これタジキスタンだよ!ホラ!見てみなさいよ!」
みたいな事を言ってました。
なぜ興奮していたのかは不明ですが、珍しいのかもしれませんね。
もし日本に来た外国人観光客が北朝鮮のガイドブックを持っていたら、
とても見たくなってしまうのと同じことなのかも。
たぶんぶどうジュース 50ソム(≒90円)
そして宿に戻って、また将棋に熱中してしまいました。
「まあ君も飲みなさい」的な感じで、ウオッカをもらって飲みながら、
2時過ぎまで将棋してから寝ました。
そんな感じで、キルギスの初日が終了です。
初日の印象としては、
とってもいい国だなぁ
です。
空港、バス、宿、食堂、みんな愛想良くて親切だし、とても居心地が良いです。
最近は急ぎ足で旅することが多く、ただの観光地巡りになっていた感がありました。
もっと現地の人と交流したいなぁ、、と思っていても、なかなかそれができなくて。。
でも今回の旅では、たくさんの人と触れ合えそうで楽しみです。
自分が努力しているという事もありますが、何よりも環境がいいですね。
皆が気さくに話しかけてきてくれるし、親切にしてくれるし。< br />いい旅になりそうです。