2014年4月17日 木曜日 バナーラス(インド)
おはようございます。
バナーラス(バラナシ)では連日のんびりしていますが、今日は早起きしてガンガー(ガンジス河)を見に行きます。
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ガンジス河を見学します
5:15に宿を出発して、ガンガー沿いの船着場に行きました。
宿泊している宿(サンタナ)で、
「早朝ガンガー見学ツアー 本物のバダルさんのガイド付き」
を申し込みました。
8人参加して、1人あたり300ルピー(≒510円)でした。
早朝からバドミントンをしている人たち。
薄暗いと、いつもより2割増しでカッコよく見えます。
ガネーシャ(象頭の神様)ですが、
ずいぶんアート的な絵ですね。
これに乗って、ガンガーを行ったり来たりして見学します。
ガンガーのサンライズです。
インドで見る朝日や夕日って、妙に綺麗に感じるんですよね。
大気の成分が関係しているのでしょうか?
沐浴している人もたくさんいました。
こちらは集団でヨガをしていました。
バラモン(とても高い身分)の子供たちだそうです。
普通の学校とかには行かずに、特別な教育や生活をしているとか。
河で洗濯をする人たち。
彼らは先祖代々、洗濯する仕事の家系だそうです。
バダルさんが日本語で説明してくれるので、とても有意義に見学できています。
お気に入りの一枚です。
理由は分かりませんが、ここら辺で写真を撮ると、妙に幻想的に写る気がします。
7年前にコンデジで撮影したときも、この辺りだけやけに綺麗に写っていました。
空気の濁り具合が、ちょうど良く作用しているのかも?
それともこれがガンガーの聖なる力なのでしょうか。
我々以外にも、ボートがたくさん出ていました。
多くは観光客です。
ここも沐浴する場所です。
女性が多い場所は、初めて見たかもしれません。
あっちへこっちへ色々回って見学しています。
ガイドのバダルさん(28歳)。
この時の表情は、少しだけ大泉洋っぽいです。
最近お腹が出てきたのを気にしているそうです。
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ガンジス河の対岸です
ガンジス河の対岸に来てみました。
「バダルさん、こっちは不浄な場所なんですよね?」
「フジョウって何?」
「えっと、、、汚いというか、神様がいない方というか、、、」
「ん~、、、ワカラナイ。ゴミは多いね」
地球の歩き方には「不浄」と書いてあるのですが、実際はあまり気にされていないのかも。
味のある建物が並んでいる光景は壮観です。
うわっ!汚いっ!!
本当にそうつぶやいてしまいました。
「成分分析をしたら大腸菌が基準値の5000倍くらいあった」
なんて話を聞いたこともありますし、科学的にはとても汚い河です。
生活排水から死体から、この町の(インドの?)全てがここに流れてきています。
でも聖なる河なのです。
ヒンドゥー教徒にとってはここで火葬されて流される事が最上級の幸福みたいですし、人生の目的地となる偉大な河です。
そんな感じで有意義な見学をしています。
つづく