無職旅/若き日の大冒険シリーズ、ベトナム編の9日目です。
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2005年12月31日 金曜日 ホイアン(ベトナム)
おはようございます。
大晦日ですが、そんな雰囲気を感じない、普通の朝です。
旅仲間と、近所の食堂で朝食を。
フォー 7000ドン(≒56円)
ミルクコーヒー 5000ドン(≒40円)
そろそろ食べ慣れてきました。安定した美味しさです。
フォーは米で出来た麺なので、日本人ももっと食べるべきだと思います。
8:15頃、宿の近所から観光バスで出発。
前日に宿の近所で、ミーソン遺跡ツアーを申し込んでおきました。
40000ドン(≒320円)
ホイアンから2時間くらいで遺跡付近に到着。
まだ発掘作業が継続しているようです。
ミーソン遺跡はホイアンから45kmの場所にある、チャンパ王国の聖地です。
入場料は60000ドン(≒480円)。
ミーソン遺跡は、世界遺産に登録されています。
それほど大きな遺跡ではありませんが、周囲の大自然もなかなかいい感じです。
日本人旅人、ツアー客などが多いので、そこそこ安心して散策できました。
満足度はぼちぼちです。
おととい買ったサンダル。
右側がほぼ全壊です。
道に迷ってしまい焦りましたが、なんとかバス乗り場まで帰着。
売店でアイスを購入して一休みです。10000ドン(≒80円)
「エヘヘ オマエ **** スキカ!? グヘヘヘ」
と、中学生レベルの下ネタを連発して喜んでいるガイドさんが印象的でした。
13:30頃、ホテルに帰着。
今日はシングルルームに宿泊します。7ドル(≒840円)
飛行機のチケットを手配したり、宿に置いてあった漫画を読んだりしました。
「ともだち」の正体が誰なのか、とても気になりました。
15:00頃、ホイアンの町を散策。とてもいい雰囲気です。
16~17世紀に交易都市として栄え、日本人も多く住んでいたそうです。
古い街並みが世界遺産に登録されています。
ホイアンはいいお店が多いらしく、わざわざ服を作りに来る人も多いみたいです。
せっかくなので、私も採寸して作ってもらうことにしました。
コットン100%のワイシャツで28ドル(≒3360円)。
ちょっと高いですが、素晴らしいシャツができることを期待します。
受け取りは明朝です。
ちなみにこの頃の私は、今よりも15kgくらい痩せていました。
(お腹が盛り上がっているのは、貴重品袋のためです)
店員:今晩、常連さんを招待して、年越しパーティを開催するんです。
あなたも良かったら参加しませんか?
私:はぁ、、、
展開が速すぎるし、信用していいのかどうか解らないし、ちょっと戸惑いました。
でも非常に興味深い話ですし、とりあえずあいまいな返事をして、店を去りました。
いい味を出しています。さすが世界遺産です。
でもお土産物屋さんばかりなので、それはちょっとガッカリかも。
雨が強くなってきたので、市場に避難しました。
お土産に、お皿セット6ドル(≒720円)を購入。
(言い値は12ドルでした)
爪切り屋さんを発見。
せっかくなので、私もやってもらいました。15000ドン(≒120円)
(言い値は20000ドンでした)
これは凄い!
爪の脇から、みかんの白いのみたいなのが、わんさか出てきます!
不思議不思議。
とても綺麗になりました。
大満足。
ついでに髪の毛も洗ってもらいました。20000ドン(≒160円)
明らかに現地人の数倍の価格でしたが、気持ちよかったのでOKです。
洗髪後に「旅の指さし会話帳」を見て「婿に来い」と言われたのは、丁重にお断りしました。
たくさん雨が降ったせいで、少し溢れていました。
左右とも壊れてしまいました。さすがに限界です。
ここで安いサンダルを購入。2ドル(≒240円)
試着していたら、フエで会った日本人のTさんと偶然再会。
一緒に、服屋さんの年越しパーティを、ちょっと覗いてみることにしました。
既に年越しパーティは始まっていました。
豪華!楽しい感じ!無料!歓迎ムード!
という素晴らしい状況だったので、がっつり参加することにしました。
日本ではあまり食用にしない某動物の姿焼き。
牙が生えていて、恐竜みたいな怖い顔つきでした。
私は肉なら何でも食べられると思っていたのですが、
臭いが強烈だったという事もあり、チャレンジできませんでした。
しかしそれ以外にも、豪勢な料理が盛りだくさんです。
ビールもコーラも無料で飲み放題!
しかし常連でも無いのに、こんな素晴らしいパーティに招待してもらえて、
本当にラッキーでした。
とても美味しいものばかりです。
↑お客さん
スペイン人のフランチェスカさん。
フ:日本語で pretty girl って、何て言うんだい?
私:「いい女」です。
フ:そうか!!イイオンナ!!イイオンナ!!
そこらへんの女性を捕まえては、「イイオンナ!」を連呼するフランチェスカさんでした。
ちなみに職業は、マドリッド大学の教授。
服屋さんの中で花火とか、さすがに危険だろうと思いつつも、
歌やダンスやカウントダウンを楽しみました。
↑MCの男性
そんなこんなで、24:30頃に解散。
予想外に楽しい経験が出来ました。
ホテルへの帰り道でも、フランチェスカさんは「イイオンナ!」と叫び続けていました。
観光、買い物、グルメ、そして異文化のパーティ、最高の一日でした。
おやすみなさい。