写真が足りないので、一部イラストを併用して、お伝えします。
明日の昼に、リーガ空港発の飛行機で、モスクワを経由して日本に帰国します。
ですので、今晩はリーガに宿泊する必要があります。
前回のブログから、ちょっとだけ時間をさかのぼります。
シャウレイのバスターミナル到着からのできごとです。
けっこう暑いですね。
私:あの、リーガ行きのバスは何時ですか?
おばちゃん:え?何?リーガ行きのバスは、今日はもう無いよ。
マジっすか!?まだ15時ですよ。
この後、色々と聞こうとするものの、殆ど対応してくれません。
っていうか、英語があまり通じていないようです。
涙目になりつつ、現実を受け止められない私。
とりあえず、バス会社のオフィスらしき場所に行ってみました。
私:今日、リーガへ行くバスってありますか?
受付:ありますよ。6番ホームから、17時発です。
なんだぁ、あるじゃないですかねぇ。
諦めずに、何人かに聞いてみて良かったです。
これで安心して、十字架の丘を見学してきました。
そして16時20分頃、バスターミナルに戻ってきました。
とりあえず、バスのチケットを買おうと思います。
私:あのー、17時発の、リーガ行きバスのチケットをください。
おばちゃん:え?そんなバス無いよ。
・・・なんですって???
そんな馬鹿な!?
私:とにかく、リーガ行きバスのチケットが欲しいのですが、次は何時ですか?
おばちゃん:明日の、午前2時30分だよ。
オイオイオイ、マジですか。
フライトには間に合いますが、そんな過酷な旅は嫌ですよ。
ちなみに、このおばちゃんも英語があまり通じませんでした。
しかも邪険に扱われました。
う~ん、聞き間違いだったのかなぁ。
でもバス会社の受付には、もう誰も居ません。
バスターミナルから約1kmの場所に、ツーリストインフォメーションがあります。
ここなら英語が通じるはず。
それに相談に乗ってくれるはず、と思い、半泣きでここまで来ました。
私:今日、リーガ行きのバスってありますか?
お姉さん:今日は金曜日だから・・・え~っと、今日はもうありませんね。
私:17時発のリーガ行きがあると思うのですが、どうですか?
お姉さん:う~ん・・・無いみたいですねぇ。バスターミナルに問い合わせてみたけど、やっぱり無いみたいですよ。
私:電車はありますか?
お姉さん:電車はありません。
お姉さん:午前2時30分のバスがあるから、ホテルにチェックインして、早起きして乗るのがベストだと思いますよ。
さて、ここで選択せねばなりません。
1.素直に、午前2時30分のバスに乗る
2.ヒッチハイクしてでも、今日中にリーガに行く
3.諦めずに、17時のバスを待ってみる
とりあえず私は、「3」を選択しました。
もうすぐ17時です。バスがあるのか無いのか、もうすぐ解る事ですから。
バス来ないじゃん!
いや、そんな殺生な・・・
っていうか、時刻表にもそんなバス無いし。
あぁ・・・夜中移動か。
でも、今日中にリーガに行きたかったなぁ。もう一度、旧市街を見学したかった。
ヒッチハイクは、ネタ的には最高なんだけど、今日やるのはハイリスク過ぎるし・・・
そんな中、ロンリープラネット(海外の定番の旅行ガイド)を読んでいる人が!
私:あの~、どこに行くんですか?
米:17時のバスで、リーガに行く予定です。バスは、ちょっと遅れているみたいですね。
良かった。この人に会えて良かった。
結局、バスは20分くらい遅れて到着しました。
この人に会えなかったら、諦めていたと思います。いやー、ホントに安心しましたよ。
というわけで、無事に乗車。
バスターミナル管轄外のバス会社だったため、色々と情報が無かったようです。
結果としては、「無事にバスに乗れたのに、ただ不安になっていただけの話」
なんですけどね。
いやー、でも不安で不安でねぇ。
この不安感とドキドキ感、そして安心感。少しでも伝わりましたでしょうか?
久々のリーガです。
2週間ぶりくらいでしょうか。
初めて到着した時のオドオドした自分ではなく、今日は実に堂々としています。
バックパッカーズプラネットという所に来ました。
ツインルームを1人で利用して、料金は12ラッツ(≒2400円)。
最後の宿泊なので、ドミトリーではなくシングルにしました。
落ち着いたところで、街を散歩してきました。
いい色ですね。
気になっていたお店に、初めて入りました。
ベーコンチーズバーガーセット。2.1ラッツ(≒420円)です。
美味い・・・空腹だったから、さらに美味く感じます。
そしてブログを書き、今に至ります。
明日、早起きできたら、お土産を買いに行こうかと思います。
もし買えなかったらごめんなさい。っていうか、あまり期待しないでください。
しかし、今こうやってリーガに宿泊できている事が幸せです。
今頃、シャウレイのバスターミナルで、暗い中、バスを待っていたかもしれませんから。