2014年4月14日 月曜日 ニューデリー(インド)
おはようございます。
日本人宿のサンタナに宿泊しています。
早朝にインド人スタッフのおっちゃんの「うがい音」と「手鼻音」で目が覚めました。
最初は驚きましたが、もはや恒例行事のように思います。
これが無いと逆に寂しいかも。
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朝食
宿の無料朝食セット。
チャイ、スープ、食パンです。
朝から徳川埋蔵金とかホタルイカの話をしました。
午前中はブログやメールを書いたりして、まったりと過ごしました。
今日は夜行列車でバラナシへ行く予定なので、宿のレイトチェックアウト手続きをしました。
22時までそのまま部屋を使えて175ルピー(≒297円)でした。
ハパール・ガンジの街並み。
いつもこの構図で撮影してる気がします。
なんか好きなんですよねー。
お昼過ぎくらいに、ニューデリー駅に列車のチケットを買いに行きました。
夜行列車の当日予約はかなり厳しいらしい
と聞いているのですが、どうなることやら。
駅で悪い人に声をかけられるけど
徒歩数分でニューデリー駅に到着。
今回もいつも通り、インド人がフレンドリーに話しかけてきました。
「門から駅舎に向かって歩いている軽装の日本人」には、必ず声をかけるルールでもあるのでしょうか?
騙して旅行会社に連れていくとするならば、これが一番やりやすいタイミングなのかもしれませんね。
「ハロー、日本人ですか?」
「はい、バナーラス行きのチケットを買いにきました」
(中略)
「そうですよね、私達はフレンドですよね?だから一緒に写真を撮りましょう!」
「ノーノーノー!!」
やっぱり写真に写るのは嫌みたいですね。
今までのインド旅で、
「写真撮ってくれよ!」って50回以上頼まれましたが、
「写真はダメだ!撮らないでくれ!」って言われたのは5回くらいです。
で、その5回は全てニューデリー駅周辺だったりします。
(中略)
「チケット売り場はこっちだよ、こっち!」
「ごめんなさい、そうじゃないの知ってるんです。ここには何回も来てるんです」
「いや、だから今日はそっちは休みなんだ!こっちなんだ!」
「あなたはアンラッキーです、私は初心者じゃないんです」
「いや、、、あの、、、、とにかくチケット売り場はこっちで、、、」
「旅行会社に連れて行きたいんですよね?」
「んははは、よく知ってるね!」
和やかな雰囲気でやりとりしていた事もあって、最終的には2人とも大笑いしていました。
というわけで、
ニューデリー駅周辺で声をかけてくる人には、
十分に注意してください。
駅のチケット売り場
ニューデリー駅2階の、外国人用チケット売り場。
もちろん普通に営業していました。
番号札を引いて、座って順番を待つ事ができます。
他の駅みたいに、割り込みを気にしながら30分並ばなくていいのです。
エアコンも効いてるし、超快適です。
隅っこの方にあった謎のマシンをいじってみました。
これで空席状況の確認ができる事を知りました。
自分の順番が来るまでに、目当ての列車の状況を確認してみましょう。
……満席
じゃあ第2希望の列車はどうでしょう。
……満席
ヤバいです。
第5希望まで調べましたが、今日の夜行列車は全部満席です。
それどころか明日も満席です。
キャンセル待ちの番号も10~30番くらいです。
完全に油断してました。
ここまで割と順調に移動してこられたのに、最後の最後で大苦戦です。
4日後にバナーラスからコルカタに行く列車まで満席です。
どうしようどうしよう。
と心配になりながら待ち、私の順番が来ました。
まずはあらかじめ書いておいた申し込み書類を提出します。
「この列車をお願いします」
「ちょっと待ってくださいね、、、、残念ながら満席です」
そうですよね。
当日の夜行列車を予約しようなんて無謀ですよね。
(中略)
ほぼ希望通りの寝台列車を予約することができました。
受付のお姉さん、本当にありがとうございました!
インドの列車予約システムって、実はけっこう複雑なんですよね。
「普通枠」、「外国人枠」、「緊急枠」などで割り当て数が違うので、探す場所とか探す人によって、予約できたりできなかったりするのです。
今回のお姉さんも最初は、
「満席です、代替の列車も満席です」と言っていたのですが、
私がかなり必死である事が伝わったみたいで、奥の手みたいなのを使って、空席を見つけてくれたのだと思います。
本当に助かったのでお姉さんにチップを渡そうとしたのですが、丁寧に誠実に辞退されました。(しかも2回も)
とてもしっかりした職員さんですね。
その後に自分のチケットを見ながら、さっきのマシンで空席状況を確認してみました。
やっぱり満席で、キャンセル待ちも86番まで来ていました。
でも窓口でお願いすれば予約できてしまった不思議。
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インド人と交流
無事にチケットを手配できたので、楽しい気持ちで駅を出ました。
サングラス売りのおっちゃんが話しかけてきたので、
「それは要らないけど、写真だけ撮らせてください」
と言いました。
撮った写真を見て、
「ワオ! アミターブ・バッチャンにソックリですね!」
って言ってみました。
アミターブ・バッチャンはインドの有名な俳優ですが、顔は知りません。
なので似ているのかどうかも全然分かりませんが、とりあえず言ってみました。
それを聞いた左側のおっちゃんは、照れながらも喜んでくれました。
右のおっちゃんにも、
「ワオ! ラジニカーントにソックリですね!」
と言ってみたら、上機嫌になってくれました。
結局何も買い物はしませんでしたが、楽しいひと時を過ごしました。
なんかいい事をした気分です。
レートのいい両替屋さんを見かけたので、両替しました。
移動が多いと、けっこうお金を使っちゃいます。
「ハッパいる? マリファナいる? えっ、嫌いなの? じゃあ何が好きなの? コカコーラ? あはははは、さいなら」
というような話をしました。
コカコーラ 35ルピー(≒60円)
一仕事終えたあとのコーラは美味しいです。
・31コーラめ
そして宿に戻ってブログを書いて現在に至ります。
少しニューデリー観光しようかと思いましたが、暑いのでやめました。
昨日宣言したとおり、これから最終日までは、のんびりダラダラと過ごそうと思います。
コルカタまでのチケットも予約済みですので、もう不安要素は1つもありません。
リラックスを第1目標として、インドを楽しもうと思います。
ではそろそろ出発です。
バナーラスへ行ってきます!