4/2に、エローラ遺跡を見学している続きです。
実際に時間をかけてじっくり見学しましたが、それにしても掲載したい写真が多くなってしまいました。
なかなか先に進まなくて済みません。。
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エローラ遺跡の入口付近です
水飲み場もあちこちにありました。
インドの服装と遺跡は、実によく合いますね。
1番~5番石窟のあたりです。
ここら辺は仏教をテーマにした石窟です。
もちろん仏像は岩を削って作ったわけですが、その周りの部屋も、岩を削って作ったものです。
もっと言うと私が立っているスペースも同様なのです。
いやー、、、ホントに凄いっすね、、、
学校みたいな感じの石窟。
オーストリアのザルツブルクに、似たような場所があったような気が。
エローラのメインの場所です
さてさて、再びメインの16番石窟まで戻ってきました。
ここはカイラーサナータ寺院という場所で、エローラのメインの石窟です。
今回のインド旅で、一番興味があったのはエローラです。
なのでまさにこの寺院が、今回の旅の目的地とも言えます。
でも、
「思ったよりも小さいかも?」
というのが、正直な第一印象でした。
ずいぶん足が上がってますね。
カイラーサナータ寺院に入りました。
ごめんなさい。
やっぱりメチャクチャ凄いです!
入り口は小さいように感じてしまいましたが、かなり奥行きがありました。
っていうか、ここが全部岩山から削りだして作ったとか、信じられなくないですか!?
↑寺院
細かい装飾もされていました。
本殿(宇宙)を動物たちが支えているのですが、「あまりにも重過ぎてゾウの首にしわが出来ている」、という設定です。
芸が細かいですね。
この空間を全部削って作ったとか、ホントにどういう事なんですか!?
製作者には十分に敬意を払ったうえで、
「とても正気とは思えない」
とコメントしたいです。
落石注意。
獅子VSゾウという事でしょうか?
エローラの石窟群は、世界遺産に登録されています。
私は回廊が好きです。
なんかもう、驚いてばっかりです。
この寺院は756年に着工して、100年以上かけて完成したそうですが、、、
「どうしてこんな事をしようと思ったのか」
とか、非常に気になるところです。
遺跡でなく寺院として、現役で活用されている部分もありました。
繰り返しになってしまいますが、
「凄い」
と何度つぶやいた事か、、、
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上から寺院を見てみます
カイラーサナータ寺院の外に出ました。
次は寺院の脇の丘に登ってみようと思います。
左側はこんな感じで、ちょっと怖いです。
右側は通路っぽくなっていたので、
こちらから登ってみることにします。
下から見えなかった部分にも、色々な石像や装飾がありました。
後方から見た、カイラーサナータ寺院の全体図です。
もしかしてアンコールワット並に偉大な寺院なのでは???
寺院左右の岩山の斜めの部分、元々はこれが繋がっていたわけです。
それを手動で削りだして、この寺院を作ったわけですよ。
上から見るとより凄さが伝わってきますね。
コンデジのジオラマモードで撮ってみました。
一通り見終わったの感想は、
「すげー」
の一言です。
万里の長城的な、
「あまりにも理解し難いレベルの偉大さ」
を感じました。
せっかくなのでもう1回、恒例の記念撮影を。
水 20ルピー(≒34円)
地球の歩き方の説明では、こう書いてあります。
8世紀の中頃、石工たちが岩肌をノミで削り始めた。
それからおよそ100年、デカン高原に途切れることなく響き続けた岩を削る音が止まったとき、
そこにあったのはシヴァ神を祀る祠でも、何万もの彫刻が施された寺院でもなかった。
それは奇跡そのものだった。
まさにその通り。
完全に納得です。
そんな感じの、エローラ遺跡の見学でした。