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旅に出たきっかけとか 6:カオサン通りで救われた話

   

投稿日:2014-02-17 更新日:

こんにちは。

旅に出たきっかけとか 5:連携プレーで騙された話

これの続きです。

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前回のあらすじ

広場で会った男に巧妙な手口で騙されて、トゥクトゥクで見知らぬ場所に連れて行かれました。

すぐに気づいたので何も被害にはあいませんでしたが、何回も騙されたショックで「タイ人恐怖症」になりました。

そして助けを求めて、バックパッカーの聖地:カオサン通りに向かっています。

 

2001年12月13日 午後

カオサン通り編

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↑カオサン通りのカフェ

無事にカオサン通りに到着しました。

噂に聞いていた通り、たくさんの旅人で賑わっています。

へろへろな状態で立っていると、目の前を2人の日本人が通り過ぎました。

考える間もなく、私は叫ぶように声をかけていました。

「アーユージャパニーズ!?ジャパニーズ!?」

「あ、はい」

「日本人ですか!?すみません、少し話をしてもらえますか!?」

「え、、、?いや、、、あの、、、」

 

2人は明らかに戸惑っていました。

そりゃそうですよね。

いくら日本人同士とはいえ、いきなり呼び止められて「話をしてもらえますか?」って。怪しさ満点ですよ。

でもやっと日本人に会えた喜びで、恥も外聞もなくストレートに言葉を発する事ができました。

 

「あの、、、2日続けてタイ人に騙されて、、、今本当に辛くて、いっぱいいっぱいなんです。助けてください」

何を助けて欲しいのかよく解りませんが、とにかく「信頼できる誰か」と話をしたかったのだと思います。

2人は帯広畜産大学の先生と生徒さんでした。

どこかへ移動する所だったのですが、足を止めて少し話をしてくれる事になりました。

この時に何を話したかは忘れましたが、かなり心が楽になった記憶があります。

辛かった事を聞いてくれて、同意して慰めてくれて、それだけで十分すぎる程の嬉しい出来事でした。

 

ワット・ポー編

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↑涅槃仏

その後3人で一緒に、ワットポーに行きました。

寝ている大仏様で有名なお寺です。

暑い中たくさん歩いたので、体力的には疲れました。

でも精神的にはかなり楽になりました。

普通に会話して普通に歩いて普通に観光しただけですが、その「普通」が、なによりもありがたい事に思えました。

見学のあとカオサン通りまで歩いて戻り、よくお礼をしてから解散しました。

帯広畜産大学のAさんとWさん、本当にありがとうございました。

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初めてのタイ料理編(カオサン通りの屋台)

カオサン通りには、屋台がたくさん出ていました。

焼きそばとか焼き鳥が、とても美味しそうに見えます。

日本のお祭りの屋台みたいだし、これなら行けるかも!?

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↑夕食

タイ風焼きそばのパッタイに挑戦しました。

値段は10バーツ(≒30円)でした。

初のタイ料理がいきなり屋台飯になるとは思いませんでした。

だって半日前は、
「ホテルのビュッフェでさえ抵抗がある。屋台なんて絶対に無理!」
って言ってたんですからね。

 

これはまさに「成長」だと思います。

たかだか「屋台で食事をした」というだけの話です。

でも私にとっては、紛れも無く「成長」だと思うのです。

「無理だと思っていた事」が、「できるようになった」のですから。

格好良く言えば「不可能を克服した」わけです。
(やっぱり大げさですかね???)

 

一応解説しておくと、そこそこ考えました。

・列が出来ていて人気がある
・よく売れているので、食材が長く放置されていない
・全ての具材に火が通っている
・使い捨ての食器を使っている

なので、衛生的には問題ないと判断したわけです。

 

それに「なんとなく嫌だ、怖い」という感覚も克服しました。

普通に観光できた事で、気持ちが前向きになれたからです。

ちなみに私が一番好きなタイ料理は、このパッタイです。

他の国の料理と合わせても上位に入ります。

「タイに行ったらとりあえずパッタイを食べる」
というくらい好きです。

観光とか宿探しよりも、カオサンでパッタイを食べる事が優先されます。

 

今までは特に意識していませんでしたが、きっとこの時のエピソードも関係していそうですね。

空腹、初タイ料理、初屋台、ホッとした気持ち、成長した実感、そんな時に食べるパッタイは、きっと最高に美味しく感じた事でしょう。

と思いながら、ノートを読み返してみました。

 

【旅日記の内容】
ビーフンみたいなのを食べる。10バーツ
まずい。

このシチュエーションで「美味しい」って書かないなんて、我ながらずいぶんひねくれた奴だと思いました。

 

あとがき

落ちたところで、今回はここまでにしておきます。

もっとストーリーを進めようと思ったのですが、書き出すとなかなか思う通りに行かないものですね。

たぶん次回は最後の困難の話になると思います。

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