12/19に、ロカ岬に到着したつづきです。
中では、最西端到達証明書を発行してくれたりします。
(有料ですが)
ポルトガルの詩人のカモンイスさんの詩が刻まれている石碑があります。
それではじっくりと、ユーラシア大陸最西端を満喫しましょう。
と思ったら、おじいちゃんが柵の外を歩いています!
しかもヨロヨロしています。
高所恐怖症の私は、こういうのを見るだけでもだいぶ怖いです。
見ず知らずのおじいちゃんなのに、
「危ないから柵の内側に戻ってください!」
って、割と本気で注意しちゃいました。
おじいちゃんが気になって仕方ないのですが、
とりあえず付近を撮影しながら散策。
いくつかの建物がありました。
レストランや売店もありました。
何か特別なものがあるわけではありませんが、
遊歩道があって、近所を歩けるようになっています。
世界遺産ではありませんが、せっかくなので記念撮影。
天気がいいとアメリカ大陸が見えるようです。
嘘です。
相変わらず柵の外を歩いています。
しかもたまに崖側に行ってしまったりします。
走って追いかけていって、
「何してるんですか!?すごく危ないから、すぐにこっちに戻ってください!」
って、かなり本気で注意してしまいました。
でも残念ながら英語は通じず。
たぶんポルトガル語で、
「大丈夫大丈夫、ワシはこれでいいんじゃ」
みたいな事を言っている雰囲気でした。
もう知りません。
おじいちゃんを見ているだけでも怖いので、
私は建物内に避難してしまいました。
30分くらいしてまた岬に行ったら、
おじいちゃんは、ちゃんと柵の内側に戻ってきていました。
ホッ
でも今度は物置みたいな建物に、真剣に向き合っていました。
何がしたいのでしょう、、、?
安心したところで、改めてロカ岬を楽しもうと思います。
緯度経度と高度が記されています。
手持ちのGPSユニットの表示内容とも、四捨五入すればピッタリです。
あまり本数が無いので、1時間以上の滞在となりました。
レンタカーで来ている人の方が、圧倒的に多いと思います。
私が来た時も、バスを降りたのは私だけでしたし。
そんな感じのロカ岬でした。
特別におもしろい場所ではありませんでしたが、
端っこまで来たという達成感がありました。
かつてはここが世界の果てだったわけですしねー。
そこそこ感慨深いです。
今度はバスでシントラという町に向かいます。
対向車のバスの運転手さんと世間話をするために、一時停車。
おおらかですなあ。
つづく