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2011年2月14日 月曜日 バスの中(ペルー)
おはようございます。
クスコから夜行バスでナスカに移動中です。
標高3400mのクスコで買ったオレオの袋がパンパンです。
アンデス山脈越えは大変です。
くつが無いよ。
無職旅始まって以来、、、どころか、
私の10年間の旅経験で、初めて盗難にあいました。
幸い、貴重品類は無事でした。
カバンに鍵をかけて、だっこして寝ていたので。
いやー、まさかくつを盗られるとは、、、
サイズ的、衛生的な問題で、それは無いと思ったんですけどね、、
それだけモンベルのテナヤブーツが魅力的だったということでしょう。
残念。
安全で楽しい旅を送ることがモットーである無職旅。
今まで大きな被害にあったことが無いのが、
私の自慢であり誇りだったのですが、それがついに崩れてしまいました。
お恥ずかしい話です。
皆様ごめんなさい。カーチャンごめんなさい。
10時頃、ナスカに到着。
クスコから14時間かかりました。
想定より早く着いたのは良いのですが、、、裸足です。
客引きの言うことをハイハイハイと聞いて、
適当に着いていってしまいました。
心身共に弱っていたようです。
タクシー代 3ソル(≒96円)
部屋代 25ソル(≒800円)
GUANGZHOUというホステル。
名前からして中国系でしょうか。
フロントでツアーの申し込みができます。
私は急ぎの予定のため、ナスカ観光は今日中に終えなくてはいけません。
サンダルしか無いので、街中の観光会社を歩き回って比較するのも辛いですし、
言われたままに申し込んでしまいました。
う~ん、やっぱり弱ってたんだなぁ。。
近所のレストランにて。
カニ雑炊みたいな食べ物 10ソル(≒320円)
カニの卵?とか米が入っています。
日本人的には大満足の味と内容です。
贅沢な感じなのに、お手ごろ価格なのも嬉しいです。
メインイベントは、上空からの地上絵鑑賞です。
さて、あまり悪い事を引っ張っるのも何ですので、先に書いちゃいましょう。
宿で申し込んだこのフライトですが、ボッタクられました。
この時期は80~90ドルが相場のようですが、
私は150ドル支払ってしまいました。
宿に戻ったあと、どうして高かったのかを質問すると、
逆ギレしてごまかそうとした上に、色々と酷い対応をされました。
今まで宿の悪口は書いた事がありませんでしたが、
あの宿(GUANGZHOU)は要注意です。オススメしません。
気を取り直して、地上絵鑑賞フライトに行きましょう。
空港使用料25ソル(≒800円)。
14:30頃、セスナに搭乗。
いよいよ出発です。
おおおおおお!!!!!
ナスカの地上絵!!!リアルに本当に本物の地上絵です!!!
すげええええええ!!!!
おまえガチャピンだろ!
こんな大地に、地上絵が描かれています。
パイロットの人が、あっちだよこっちだよって教えてくれます。
ナスカの地上絵は、もちろん世界遺産です。
この状況で持っていった事を評価してください。
だいたい100mの大きさです。
小さな小学校の校庭まるごと1つくらいの大きさですね。
意味はたぶん、「私はここにいる」では無いと思います。
中央下に見えるのが、高さ20mの観測台と道路です。
地上絵は大きいですね。
約35分のフライトを終え、空港に帰着。
いやー、いいものを見られました。
セスナの揺れがひどく、1人ダウン。
このロシア人夫婦を元気付けようと、
アレクサンドル・カレリンのモノマネ(カレリンズリフト)をしたのですが、
残念ながら理解してもらえなかったようです。
しかし小さい頃から気になっていたナスカの地上絵を、
実際にこの目で見られた事は大感激です。
フライト時は、絵の大きさや神秘性を感じ取る余裕はありませんでしたが、
実際にこの目で見たという事実だけでも満足できました。