2022年9月17日 土曜日 ドルニー・モラヴァ(チェコ)
おはようございます。
今日も4:30に起きてブログを書いたりしました。
シャワーも浴びたのですが、お湯がぬるかったので、風邪をひいてしまわないか心配です。
スポンサーリンク
ドルニー・モラヴァ
チェコ北東部の高原リゾートのドルニー・モラヴァにいます。
Pension Terezkaというホテルに泊まりました。
7:00から朝食ビュッフェです。
ごくごく軽めにしました。
荷物をまとめてチェックアウト。
今回の旅も大詰めです。
チェコ政府観光局のプレスツアーに参加しています。
7:40、送迎バスに乗って出発です。
8:50、ガソリンスタンドで休憩タイム。
トイレは無料で使用できました。
手を乾かすマシンがダイソン製でした。
値段チェック。
コカコーラなどは41チェココルナ(≒246円)です。
けっこう高い。
ビールは28チェココルナ(≒168円)から。
ソフトドリンクより安いんですね。
さすがに水はもっと安くて、15チェココルナ(≒90円)からでした。
クラドルビ・ナド・ラベム
10:15、国営馬繁殖牧場クラドルビ・ナド・ラベムに到着。
今回のプレスツアーで最後の見学スポットであり、個人的に一番気になっていた場所でもあります。
リダさん(写真中央の女性)に案内してもらいます。
僕は2019年のチェコ旅で競馬場に行きましたが、大きなくくりでいうとあの辺りです。
(近くはないけど州は同じ)
参考記事⇒10/13ヴェルカ・パルドゥビツカを観戦(2019) チェコ競馬の祭典であり、世界いち激しいレースです!
施設概要はこんな感じです。
・チェコの伝統的な品種の馬が250頭いる
・高貴な馬車を引くための馬が多い
・1579年にルドルフ2世が皇帝用の育成施設にした
・世界遺産に登録された
僕たちはプレスツアーでの見学ですが、一般観光客向けの見学ツアーもあります。
※料金は未確認
などなど、リダさんが色々な事を説明してくれます。
でも馬好きな僕としては気になる事がありまくりなので、
かなり積極的に質問しながら見学しました。
こちらは育成スタッフを育成するための学校だったと思います。
ちょっと見えづらいですが、手綱の先が輪っかを通ってて、その先に重りがついています。
この構造は非常に珍しいです。
僕が見たのはもちろん初めてですが、馬に詳しい友人も「こういうの知らない」と言っていたので、本当に珍しいのだと思います。
※友人はドイツやスペインで馬術の修行をした経験があり、現在は日本で乗馬クラブの仕事をしています
こちらは1846年くらいに作られた歴史的な屋内馬場。
かつてフィリップ王子が訪れて、その時に大きなシャンデリアを取り付けたとか。
他にも書きたいことが山ほどあるのですが、大変な量になってしまうので割愛します。
子馬たちが学校から帰ってきたところです。
スタッフは120人いて、勤務時間は6時~17時だそうです。
馬車の展示室。
小さな格子のドアは、狩りに行く時に犬が待機するスペースです。
色々な馬車がありました。
黄金の馬車。
値段は3兆円と言ってた気がするのですが、さすがに聞き間違いかも。
ブリンカーに紋章が入ってて格好いいです。
儀礼用の馬車の衣装。ゴージャスです。
模型による馬車の展示。
この馬車は6頭で引いていますね。
22頭引きの馬車を運行させた事もあるそうです(意味不明なくらい多いです)
11:55、見学を終えてバスに乗り込みました。
最後に一番ビックリした事を書いておきます。
馬とか競馬が好きな人向けの話
この施設に250頭、グループ施設に250頭いて、合計500頭の馬を管理しています。
全ての馬が自家生産で、外から新しい血は入れません。
それなのに、全ての馬が5代アウトブリードになっています。
そうするための配合は、スペシャリストが考えています。
多くの方は何の話か分からないと思いますが、
むしろ理解できる人の方が「意味がわからない」って言うかもしれません。
要は、意味不明なくらい凄い事をしてる、という話です。
それを実現してるんだから、世界遺産に登録されるのも納得ですね。
ではいよいよ空港へ向かいます。
つづく