2019/3/26に、小笠原ユースホステルで待機している続きです。
出航時間が近くなったので、皆で港に移動しました。
年度末ということで、お見送りの雰囲気がいつもと違うそうです。
なるほど。
新しい門出の人とか、任期を終えて内地に帰る人とかが多いのですね。
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船客待合所
窓口とか観光案内所とか売店とかがあります。
到着した時はめちゃめちゃ緊張してて、全然気づきませんでした。
あああああ!!!
おがじろうグッズを売ってる!!!!
※ブログを書いている今、その事に気づきました。この時に買っておけばよかった……
おがさわら丸
それではおがさわら丸に乗船します!
太鼓などで、盛大なお見送りセレモニーが行われていました。
特2等寝台
往路は2等和室(大部屋)でしたが、復路は特2等寝台でございます!
カーテンがしっかり閉まるので、ほぼプライベート空間になります。
半個室という感じです。
テレビとかコンセントもあって素晴らしい!
特2等寝台のお値段は、33,850円でした。
小笠原海運の公式HPから予約しました。
2等和室(大部屋)が22,390円だったので、1万円くらい高いです。
でもこれは快適度が桁違いですね~。
ちなみにその中間の2等寝台は26,000円くらいです。
人気があって早く満席になりがちですが、確かにコスパ最強だと思います。
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デッキ
荷物を置いて、すぐにデッキに出ました。
お見送りの人がたくさんいます!
小笠原ユースホステルの人たちもお見送りしてくれました。
素晴らしい思い出をありがとうございました。
15:30、船が出発しました。
みなさん手を振っています。
花を投げる人もたくさんいました。
ああああああ、なんだろうこの感情は。
たった3泊しただけなのに、なんでこんなに切ない気持ちになるのか。
上手く説明できませんが、いつもと違う『特別な旅だった』というのは、間違いなさそうですね。
たぶん小学生だと思います。
別れを惜しんで、港の端までダッシュしてきました。
この後さらに、もっと先の公園までダッシュする子もいました。
私もけっこうヤバいです。
もらい泣きしそうです。
小さな船が何艇もお見送りにきました。
門出を祝うために、海に飛び込む人もいました。
天気が悪くて波があって肌寒いのに、です。
気合が入ってます。
かなり沖まで来たところで、小型船のお見送りともお別れとなりました。
この時に書いたメモを、そのままブログに書きます。
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お見送り時のメモ
もらい泣きした。
正直なところ『お見送りの時に飛び込む』のは、パフォーマンスだと思っていた。
でも全然違う。
別れを惜しむ、送り出す気持ちが、ストレートに表現されたものだった。
何の脚色も無い。
旅先で泣いたのは2回目。
メモを書くだけで涙ぐんでしまう。
何から小笠原の魅力を語ればいいのやら。
文化、歴史、成り立ち的に、小笠原を『特別な島』と思っていなかった。
ただ不便で、ただ綺麗なだけと思っていた。
でもそれは勘違いだった。
実は島の生活だ。島だ。
いいなあ。
本当に来て良かった。
そんな感じで、すごくしんみりして、すごく感動しながら、しばらく海と島を見ていました。
部屋に戻りました。
出航前にお弁当用に買っておいたサメバーガー(500円)を食べました。
テレビを見ながら、のんびり過ごしました。
っていうか疲れがかなり溜まっていたので、すぐに熟睡してしまいました。
レストラン
19:30ごろ、目が覚めました。
船内の『レストラン父島』で夕食にします。
メカジキの生姜焼き 1,500円
シンプルでサッパリした味付けが、とても美味しかったです。
売店
食後は、『ショップドルフィン』で買い物しました。
おやついっぱい 750円
そして部屋に戻ってまったりしました。
けっこう揺れるので、トイレとかシャワーは苦戦しました。
でも今回は酔い止め薬(アネロン ニスキャップ)を飲んでいたので、船酔いは大丈夫でした。
という1日でした。
今日はなんと言っても『お見送りに感動した』の一言に尽きます。
お別れとかお見送りは、決して見世物ではありません。
ですがあの雰囲気は本当に素晴らしかったので、ぜひ多くの人に体感して欲しいです。
年度末の小笠原、強烈にオススメです。
次回が小笠原編の最終回となります。
おやすみなさい