12/4に、サハラ砂漠ツアーから宿に戻ってきた続きです。
宿でちょっと休憩をしてから、出発しました。
少々疲れは残っていますが、別の町へ移動しましょう。
愛用しているモンベルのトラベルポーチ。
チャックの持ち手が切れてしまいました。
もう長いこと使っていますし、あちこちボロボロです。
さて、どこに移動するか。
チュニスへの帰り道にある大きな都市ならば、どこでもいいのですが。
ただ今日は昼間のバスは全部終わっちゃったみたいです。
これは困ったぞ。
というわけで、ルアージュという乗り合いのミニバスに乗りました。
近郊都市を結んでいて、人が集まると出発します。
席にゆとりがあるし、スピードも出るので快適です。
12:00にドゥーズを出発。
まずはお隣のケビリという町まで移動します。
ドゥーズ⇒ケビリのルアージュ 5ディナール(≒265円)
……騙されました。
本当は2ディナール(≒106円)だったようです。
英語が話せるおっちゃんに、
システムとか行き先を説明して誘導してもらったのですが、
3ディナールほどピンハネされたようです。
正直なところ3ディナール以上の情報は得られたのですが、
納得せずに支払うってのは、例え小額でもちょっと嫌な気分ですね。
30分くらいでケビリの町に到着。
ここからガベスという町に移動しようと思います。
例によって英語は全然通じませんが、
「ガベス! ガベス?」と問いかけていたら、
ちゃんと誘導してもらえました。
砂漠のなかを高速で進んでいきます。
ルアージュはとっても快適です。
ケビリ⇒ガベスのルアージュ 6.65ディナール(≒353円)
今度は正規料金です。
14:20にガベスに到着です。
早かったなー。バスよりも圧倒的に早いです。
お腹が減りました。そこら辺の食堂で腹ごしらえです。
今回も近所の人の食べているものを指差して、
「同じのください!」作戦で注文しました。
私の得意技です。
羊肉のピラフ的な料理 3.5ディナール(≒186円)
うめええええええええ!
久々の米は、超美味かったです。
やっぱり日本人は定期的に米を食べないと、力が出ませんね。
次の町へ列車で移動しようと思います。
駅を目指します。
現在地をよく把握しないまま、割と適当に歩きました。
何回か道を聞いたのですが、英語はほとんど通じません。
それにたまに自分の裁量(カン)で曲がってしまうため、
なかなか駅に辿り着きません。
「ファミコン以前の家庭用ゲーム機」を思わせる商品がありました。
困ったなぁ、、、完全に迷子になってしまいました。
妙にテンションの高い少年が寄ってきました。
「駅!?駅なの!?」
と叫んだあと、
「案内してあげるからついておいで!」
というようなしぐさをしました。
助かりました。
10分くらい一緒に歩きました。
「ここが駅だよ!ワーイ!」
と言っている気がします。
どうやら少年にからかわれたようです。
つづく