11/23に、王家の谷に到着したところからです。
「カメラとビデオカメラはバスに置いていってください」
とのこと。
あまり撮影はよろしくないようですね。
王家の谷の模型です。
日本語での説明もありました。
王家の谷とは、昔の偉い人のお墓が集まっている谷です。
あのツタンカーメンのお墓も、ここにあります。
入場料は80ポンド(≒1080円)。
学割だと40ポンドのようです。
ビジターセンターからお墓までは、電動カートが運行されていました。
料金は4ポンドのようです。
ここまで歩いて5~10分くらいでした。
個人的には、特に電動カートは利用しなくてもいいと思います。
荷物預かり所があったので、ここでデジイチを預けました。
王家の谷には、60以上のお墓があります。
最初に買ったチケットで、そのうちの3つに入場できます。
また、ツタンカーメンのお墓に入るには、
それとは別に100ポンド(≒1350円)のチケットが必要です。
ちょっと高いですが、せっかくなので買っておきました。
こんな感じです。
お墓の中は撮影禁止です。
谷での撮影は禁止されてはいないと思いますが、
あまり好ましくはなさそうなので、やや自重しておきました。
右側のこんもりしているところが、お墓の入り口です。
ハッキリ言って、あまり大きくありません。
ささっと見ると、3分くらいで終わってしまうでしょう。
しかし「本物のツタンカーメンのお墓」で、
「ミイラとか棺とか黄金の仮面」を見学するのは、
なんとも感慨深いものがありました。
これも完全に百科事典とか物語の世界ですからね。
とても神々しかったです。
撮影は禁止ですが、スケッチするのはOKでした。
係員のおっちゃんは、
「日本のボールペンをくれたら、中で写真撮ってもいいよ」
と言ってくれましたが、ファラオの呪いにかかったら困るので、
辞退しておきました。
敬意をもって見学しましょう。
ツタンカーメン以外のお墓の方が、規模はだいぶ大きいです。
2番 ラムセス4世
8番 メルエンプタハ
11番 ラムセス3世
をオススメされたので、それらに入場することにしました。
だいたいはこんな感じになっています。
長い通路を、徐々に下っていくような構造です。
そして下まで行くと、大きな石の箱(棺?)などが置いてあります。
RPGだったら絶対に最強の武器をもらえるような、そんな雰囲気でした。
いくらか係員にお金を払って、お墓の中を撮影している人もいました。
(もちろんルール違反だと思いますが)
お墓の中で描いてみました。
お墓の通路は両脇にも天井にもビッシリと古代絵画があり、
あまりの歴史感(?)に、ため息が出てしまいました。
頭が獣で身体が人間の絵も、たくさんありました。
そんな感じの約2時間の見学でした。
「感動」というよりは「感激」という感じでしたでしょうか。
ナスカの地上絵を見たときと同じような後味です。
つづく