**************************
2010年7月18日 日曜日 アンマン（ヨルダン）
おはようございます。
今日はヨルダンのアンマンから、イスラエルのエルサレムに移動します。
↑タクシー
これでアンマンから、国境まで移動します。
4人乗って、1人あたり4.5ヨルダンディナール（≒540円）。
前日夜に、宿の仲間と意気投合して、一緒に移動することにしました。
6:40頃、アンマンを出発。
↑非常食
売店が開いていたので、急いで購入。
スニッカーズ2個で1ヨルダンディナール（≒120円）。
オレオは売っていませんでした。
↑景色
荒野を進みます。
7:45頃、国境到着。
まずはヨルダン側の国境で出国手続き。
諸事情（後述）により、出国スタンプはパスポートではなく、
別紙に捺してもらいます。
イスラエルのお金も、小額だけここで両替しました。
レート悪いですが。
↑バス
出国手続き後は、国境間移動のバスに乗ります。
料金は3ヨルダンディナール（≒360円）。
大きな荷物がある人は、少し追加料金が必要です。
8:35乗車、9:05発。
別紙に捺した出国スタンプは、ここらへんで回収されました。
9:15頃、イスラエル側の国境に到着。
うおっ、かなりものものしい。。
ソルジャーが多いです、、非常に。
まずは荷物検査。
武器や爆発物が無いかをチェックしてから、国境施設に入場。
入る早々、軍人風の女性職員に質問（尋問？）されました。
Ｑ：仕事は？
Ａ：エンジニアです。
Ｑ：アラブ諸国に行った事はある？
Ａ：はい。ＵＡＥなど何ヶ国かに行った事があります。
Ｑ：イスラエルに知人は居る？
Ａ：居ないです。
Ｑ：何日滞在する予定？エルサレムだけ行くの？
Ａ：3日間の予定で、エルサレムだけ行きます。
Ｑ：今は休暇中？何日間なの？
Ａ：はい、45日間の休暇中です。
Ｑ：45日間！？長いわね。本当に？
Ａ：はい、本当です。会社が景気悪いので、長い休暇を取れるんです。
Ｑ：どこに泊まるの？ホテルの名前は？
Ａ：（ガイドブックの該当ページがなかなか見つからず）
すみません、緊張しちゃってなかなか見つかりません。
Ｑ：セキュリティが厳しいからおびえてるの？
Ａ：はい、少し緊張しています。。あ、このホテルに泊まる予定です。
無事に、「ＯＫ、行っていいわ」と言ってくれました。
こんな感じで、イスラエルの入国はかなり大変なんです。
「嘘をついているな」とか、「つじつまが合わないな」とか思われると、
別室行きになるそうです。
ただ別室行きになっても、テロリストかどうかの審査を念入りにするくらいで、
逮捕されたり殴られたりするわけではないと思います。
6時間くらい待たされるのが辛いだけです。
いや～、緊張した。。。
入国審査のカウンターでも、同様に質問されましたが、
正直者の私は無事に通過できました。
ここでも諸事情（後述）により、入国スタンプは別紙に捺してもらいました。
私達4人のうち、3人は無事に入国できたのですが、
1人は別室行きに・・・理由は不明です。
↑バス
10:40頃、やっとイスラエル入国。
別室行きだった仲間も、30分遅れくらいで無事に入国できました。
国境からエルサレムまでのバス 36シュカリム（≒828円）
荷物代 4シュカリム（≒92円）
バス停は、すぐ近所にありました。
両替所は見つからなかったので、あらかじめ両替しておいて良かったです。
****************
ここからイスラエル
↑風景
イスラエルは、かなりがっつりと砂漠でした。
砂とか土の山ばかり。
そして兵士、軍用車両、基地など。
↑バス
12:00頃、エルサレムの旧市街前に到着。
アンマンから5時間半かかりました。
無事にエルサレムに着いて一安心です。
注記：入出国スタンプについて
アラブ諸国には、イスラエルと仲が悪い国がいくつかあります。
（シリアとかレバノンとかクウェートなど）
イスラエルに入国した形跡があると、これらの国で入国を拒否されてしまいます。
そのため、入出国スタンプをパスポートではなく、別紙に捺してもらうことにしました。
シリアに行けなくなったら悲しいですからね。
パスポートを渡すときに、「別紙にスタンプを捺してください」と頼みました。
「なんで別紙に捺して欲しいの？」と質問されましたが、
「シリア経由でトルコに行く予定があるためです」と言ったら、
特に問題無く対応してくれました。