2019/10/13に、チェコのパルドゥビツェ競馬場を楽しんでいる続きです。
アクセス方法などは前回までの記事をご参照ください。
いよいよメインレースの『ヴェルカ・パルドゥビツカ』が始まります!
チェコ競馬の祭典であり、欧州大陸最古にして最難関のレースだそうです。
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ヴェルカ・パルドゥビツカ
コース全長はなんと6,900メートル。
しかもこの恐ろしい経路図。
かの有名な『イギリスのグランドナショナル』以上かも。
個人的には『世界いち激しい競馬レース』と思います。
ちなみに過去には『完走馬無し』とか『唯一の完走馬が優勝』なんて事もありました。
いよいよスタートしました!
私は最終コーナー付近の土手に陣取っています。
すぐ近くを馬群が通り、観客が拍手と歓声で送り出します。
とても激しいレースなので、落馬も多く発生します。
落馬した騎手が、馬車で運ばれていました。
広いコースなので、遠くを走っている時は見えません。
これよりももっと遠い場所、奥の森の中も走ります。
そんなこんなで、レースも大詰め。
テオフィロスが先頭で最終コーナーをまわります。
テオフィロスはそのまま先頭を譲らずに優勝しました。
おめでとうございます!
レースが終わると、多くの人が帰路につきました。
『混む前に帰ろう作戦』ですね。
私もちょっと迷ったのですが、せっかくなので最後まで見て行きましょう。
表彰式をしている方に行ってみます。
その途中で記念撮影。
表彰式のところに来ました。
肩車されている女性は、熱狂的なテオフィロスのファンのようです。
かなり盛り上がっていました。
この女性は地元のニュースサイトでも大きく取り上げられていました。
引用元:http://www.pardubicezive.eu/velka-pardubicka-opet-prilakala-miliony-divaku/
やけに人数が多いと思ったら、2位以降の人たちも表彰するようです。
日本やフランスの競馬とは違う文化ですね。
表彰式も終わったので、私も帰る事にします。
17:30頃に、パルドゥビツェ競馬場を出ました。
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パルドゥビツェ
パルドゥビツェ駅までは、バスや電車を使って移動するのが一般的です。
でも私は、競馬の余韻に浸りながら歩く事にしました。
おやつにコカコーラを買いました。
16チェココルナ(≒73円)
思ったよりも距離があって疲れました。
っていうか、すでにだいぶ疲労蓄積していたようです。
コカコーラの写真を撮り忘れていますし。
パルドゥビツェ駅
18:30、やっとパルドゥビツェ駅に到着です。
競馬場から約1時間かかりました。
遠回りしちゃったかも?
窓口でオロモウツまでの切符を買います。
179チェココルナ(≒816円)
1時間くらい待って乗車しました。
ヨーロッパでよく見る車両です。
6人の個室になっています。
車内販売のコーヒー 10チェココルナ(≒46円)
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オロモウツ駅
21:13、オロモウツ駅に戻ってきました。
12時間ぶりくらいです。
4番のトラムに乗って宿の近所まで移動します。
14チェココルナ(≒64円)
Long Story Short Hostel
Long Story Short Hostelに泊まっています。
素晴らしいドミトリーで1泊422チェココルナ(≒1,924円)です。
カフェも併設されているので、ちょっと遅めの夕食にします。
チョコレートケーキ 90チェココルナ(≒410円)
モカ 69チェココルナ(≒315円)
疲れた体に糖分が染み渡ります。
とても美味しいです。
奥の男性は、同じ部屋に泊まっているイギリス人のジョニーさんです。
ジョニーさんはテニスの試合のために、オロモウツに来ています。
私「世界ランキングはどれくらいですか?」
ジョニー「1,200~1,300の間かな」
冗談のつもりで聞いたのに、普通に答えが返ってきて驚きました。
本物のプロでした。
そして部屋に戻って早めに寝ました。
という1日でした。
今回の旅は『フランスで凱旋門賞を見る』のが主目的でしたが、まさかチェコでもこんな大レースを見られるなんて!
競馬づくしの素晴らしい旅になって嬉しいです。
レースそのものも楽しかったですが、チェコ文化にも触れられてとても良い経験になりました。
そんな楽しい旅も、明日が実質的な最終日です。
朝のバスでオーストリアのウィーンに移動します。
そして明後日のフライトで帰国です。
最後まで気を抜かずに頑張ります!
おやすみなさい