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2010年7月14日 水曜日 パルミラ(シリア)
おはようございます。
シリアに来たばかりですが、今日は国境越えの予定です。
シリアのパルミラから、レバノンのバールベックまで移動予定です。
↑宿のスタッフ
早朝からテンションの高いサリーさん(自称アブドーラさん)。
起きて最初にしゃべったのが、
「ここは涼しい。でも昼間は暑い。」
でした。
もちろん、そのような事は何も聞いていません。
パルミラに競馬場があったようです。
見に行きたかったなぁ。残念。
そしてチェックアウト。
楽しく印象的な宿でした。ありがとうサリーさん。
私のうそ泣きに、毎回反応してくれてありがとう。
バス停を目指して歩いていたら、バスがこちらに向かってきました。
「どこ行くの?ホムス?なら、このバスに乗りな!」
なんという偶然。そして幸運。
↑景色
まずはパルミラから、ホムスという町に向かいます。
料金は125シリアンパウンド(≒250円)。150から値切りました。
乗車後、バスは街中をうろうろしたり、
乗客の忘れ物を取りに戻ったりして、8:40頃パルミラを出発。
砂漠をひた走ります。
10:50頃、ホムスのバスターミナルに到着。
バスターミナルは何種類かありますが、たぶん目当ての所に到着できました。
ここでレバノンのバールベック行きのバスに乗り換えます。
料金は500シリアンパウンド(≒1000円)。
乗るべきバスのところまでは、最初のバスのスタッフが案内してくれました。
謎の日本語Tシャツ。
シリアでは、格闘技やカンフーが流行っているそうです。
私は格闘技の真似事が得意なので、
それっぽい型を披露したら、とても喜んでくれました。
フライドポテトをパンでくるんだ食べ物 30シリアンパウンド(≒60円)
炭水化物ばかりですが、まあまあ美味しかったです。
コーラっぽい飲み物 15シリアンパウンド(≒30円)
ここでも「写真を撮ってくれ!」のアピール。
たぶん有料トイレだったのですが、撮影のお礼なのか、
無料にしてくれました。
↑となりのバス
となりのバスには、シリアの女子大生姉妹が。
そして、私達と彼女らの仲を取り持ってくれようとするおじさんが。
↑シリアの女子大生のお姉さんの方
似顔絵を描いてプレゼントしようと思ったのですが、
ギリギリ間に合いませんでした。
ある意味、間に合わなくて良かったです。
13:00頃、我々のバスもホムスを出発。
14:00頃、シリア側の国境に到着。
シリアの出国税が550シリアンパウンド(≒1100円)。
無事に出国できました。
そしてレバノン側の国境で、入国手続きを。
ここの国境では、48時間滞在できるビザが、
無料で取得できるようなので、それを申請。
15:00頃、レバノンに入国できました。
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ここからレバノン
税関付近で、サージェントスローターみたいな屈強な男に質問されました。
強い口調で、
「Why?」
と聞いてくるので、すっかりビビってしまった私。
しかし良く聞いてみると、
「日本はどうしてサッカー負けちゃったの?せっかく応援してたのに!」
という内容でした。
日本はレバノンでも好かれているっぽいです。
たまに、仮設集合住宅のようなものを見かけました。
もしかして、これがパレスチナ難民キャンプ???
真相は未確認です。
この他にも、検問とか軍人とか武装車両を頻繁に見かけます。
ものものしい雰囲気。
↑タクシー
16:00頃、バールベックの町に到着。
降ろされた場所がどこなのか、目当ての遺跡がどこなのか、
さっぱりわかりませんが、まわりの人が親切にしてくれます。
中東の人々って本当に素晴らしい。
タクシーでバールベックの遺跡に向かいます。
料金は2ドル(≒180円)。
レバノンでは、USドルがそのまま使用できるので便利です。
バールベック遺跡付近に到着。
急にかわいらしい街並みになりました。
ちょっと休憩。
コカコーラ 2000レバノンポンド(≒120円)
1ドル=1500レバノンポンドで固定のようです。
2ドル支払い、お釣りはレバノンポンドでもらいました。
エネルギー補充もできたので、いよいよ遺跡に突入です!
つづく