2022/9/13に、カルルシュテイン城に到着した続きです。
9:25の開門と同時に敷地に入りました。
奥にあるのがチケット売り場です。
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カルルシュテイン城
ですが僕はチェコ政府観光局さんに事前予約してもらっています。
チケットは買わずに、見学ルートの入口(右側の門)に進みます。
ガイドのメリーさんに案内してもらうプライベートツアーです。
・1対1で案内してもらえる
・一般見学では行かない場所も案内してもらえる
・全ての場所で撮影OK(一般見学ではNGの場所がある)
今回は取材という事なので、とても優遇してもらいました。
ありがとうございます。
なので僕もかなり気合を入れて、あれこれ学んだり質問したりしました。
その内容はとても書ききれる量ではないので、特に凄いエピソードを抜粋してご紹介します。
カルルシュテイン城の主であり、神聖ローマ帝国皇帝であるカレル4世の王冠。
のレプリカです。
本物はプラハ城にあるのですが、その保管方法がビックリなんです。
保管庫は厳重で7つの鍵がかかっています。
その鍵はチェコの偉い人が持っています。大統領とか大司教とか。
その7人が集まることで、初めて王冠への扉を開ける事ができるのです。
凄いですよね。ファンタジー世界の出来事みたいですよね。
聞いてて鳥肌立ちました。
お城の中にある教会。
ところでメリーさんとの会話は英語ですが、僕は英語があまり得意ではありません。
「すみません、ゆっくり話していただけますか」
からの
「すみません、できれば簡単な単語で、さらにシンプルに話していただけますか」
などのお願いをして、なんとか意思疎通できるようになりました。
いつもの旅なら、雰囲気だけ分かればいいやって感じで、もっと適当に済ませちゃうんですけどね。
今回は取材ですから、解った気がするだけじゃダメなんです。
本当にしっかりと理解しないとですから。
今日の無職旅は超本気です!
左から1、3、5人目がカレル4世です。
2番目はフランスのフィリップ国王。
「絵の構図的に、カレル4世の方が格上に見えますね」
「その通りです。だってカレル4世は国王じゃなくて皇帝ですからね」
それどころか、当時のヨーロッパで1番格上の存在だったようです。
など色々聞いて、事の重大さが身に染みて分かってきました。
お城の各部屋には鍵がかかっていて、その都度開け閉めしながら進みます。
鍵そのものもカッコいいです。
こちらは黄金の礼拝堂。
壁の金色っぽいのは、全て本物の24金だそうです。
反対側はこんな感じ。天井も金です。
「これは金額換算するとどれくらいの金が使われてるんですか?」
「大変な金額です笑」
ところで壁面に飾られているのは聖人の絵です。
このスタイルの展示では、世界一の展示室でもあるとか。
ドアに付いている方の鍵も非常にカッコいいです。
などなど55分間の見学ツアー(ちょっと延長してもらって63分間)が終了です。
メリーさんありがとうございました。
自分ひとりで見学してたら、「あの展示カッコいいですね」とか、薄っぺらい感想だけになっていたと思います。
ですが終始ずっと貴重な説明を聞けて、とてもとても有意義な見学ができました。
ちなみに一般ツアーでは55分間のものが250チェココルナ(≒1,500円)です。
売店に立ち寄りました。
メダル型キーホルダー 170チェココルナ(≒1,020円)
カレル4世への敬意が高まったので、記念品を買いました。
売店の兄貴に、いい景色の場所を教えてもらいました。
向こうの丘の上からこちらを見ると良いそうです。
クエストに必要な情報です。
入口付近の広場に戻ってきました。
だいぶ観光客も増えました。
記念撮影。
レストラン
カルルシュテイン城から降りてきて、11:30からランチタイムです。
Restaurance U Adamaというお店。
こちらもチェコ政府観光局さんが予約してくれてました。
ロイヤルクラウンコーラ 59チェココルナ(≒354円)
ご当地コーラのようですが、普通に美味しかったです。
前菜のサラダ。
味付けはワインビネガーでしょうか。
爽やかで美味しいです。
メインはこれにしました。
チーズフライ 239チェココルナ(≒1,434円)
ソースもまろやかで、とても美味しいです。
一口目で「美味しいな、もっと食べたいな」と思ったのですが、それが最後まで持続しました。
幸福度高いです。
デザートはチーズケーキ。
もちろん美味しいです。
カルルシュテイン、充実しまくってますね。
食後も色々と予定が入っていますので、引き続きしっかり味わって楽しみます!
つづく