2015年2月6日 金曜日 プノンペン(カンボジア)
おはようございます。
今日はしっかりプノンペンを見学してみます。
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朝食
宿(キャピトル1)の下のレストランにて。
牛肉と目玉焼きとご飯とかのセット 3.63ドル(≒436円)
普通に美味しかったです。
食後にバナナまで出ました。
至れり尽くせりです。
宿の目の前で待機していた人です。
「バイクタクシーどう?」
「はい。キリングフィールドに行きたいのですがいくらですか?」
「12ドルでどう?」
「10ドル(≒1200円)にしてください」
「OK」
という感じです。
あらかじめ宿のフロントで聞いておいた標準価格は12ドルとの事でした。
地球の歩き方だと、6ドル~が相場と書いてあります。
ちょっと高かったかもですが、まあOKです。
バイクの屋台ですね。
かなり混んでいました。
この先で結婚パーティーみたいなのをやっていて、
その路上駐車が主な原因でした。
あと工事中もありました。
キリングフィールド
けっこう遠かったです。
プノンペン中心部から40分で、キリングフィールドに到着しました。
さっきのドライバーさんは、日陰で休んで待ってくれています。
「これで飲み物でもどうぞ」とチップを差し上げようとしたら、辞退されました。
真面目な人でした。
入場料は6ドル(≒720円)
日本語のオーディオガイドも無料で貸し出してくれました。
ここはポル・ポト政権下での処刑場です。
この先、残酷な表現が混じりますので、
苦手な方はご注意ください。
↑地図
キリングフィールドの全体図はこんな感じです。
ただ歩くだけなら10分くらいで回れてしまいますが、
ここはしっかりオーディオガイドを聞きながら見学しましょう。
こうして見ると、ただの綺麗な公園です。
でも1975年頃には、ここで酷いことが毎日のように行われたそうです。
当時の様子をイラストにしたものが、あちこちにありました。
これは収容所から人々がトラックで送られてきた様子ですね。
看板を見てオーディオガイドを聞きながら、ゆっくりまわります。
オーディオガイドはかなりしっかり作られていました。
聞きやすい上に、とてもいい声です。
ついつい聞き入ってしまいます。
ギザギザしていてノコギリのようになっています。
これも処刑器具として使われたそうです。
触ってみたらかなり堅かったです。
たくさんある穴ぼこは、死体を埋めた場所です。
そこらじゅうにあります。
権力者のポルポトは、たくさんの人を捕らえて、理不尽に殺しました。
犠牲者数は2~300万人で、当時のカンボジア人口の約30%だそうです。
オーディオガイドはかなり直接的な表現で、当時の残酷な様子を説明してくれます。
全部で19番まであるのですが、7番くらいで辛くなってきました。
雨が降ったりしたあとは、死体穴から衣類や骨がよく出てきたそうです。
骨が置いてありました。
看板には『踏まないでください』と書いてありますが、
とてもそんな事する気にはなりません。
幼児を振り回して、左の木にぶつけたそうです。
・突然連れ去られて収容された話
・どんな風に処刑が行われていたか
など、生存者の体験談もオーディオガイドで聞けました。
中央には慰霊塔がありました。
たくさんの人骨が、分類されて納められていました。
性別、年齢、人種などによる分類で、シールが貼ってありました。
この虐殺の背景や詳細については、Wikipediaなどをご参照ください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ポル・ポト
↑売店
内部は撮影不可でした。
写真や歴史説明などが展示してありました
手榴弾を持ってきた人がいるのでしょうか?
そんな感じのキリングフィールドでした。
オーディオガイドを全て聞いて、見学時間は100分くらいでした。
全体的に、とてもショッキングな内容でした。
でも、だからこそ見学した意義があったと思います。
プノンペンに来たら、ぜひ訪れたい場所です。
ただし辛い気持ちになるのは確実ですので、心の準備をしてきてください。
つづく