先週日本ダービーが終わり、今週から2歳馬の新馬戦(デビュー戦)が始まりました。
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ケツァルテナンゴ(馬)の話です
URL:http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=87719
先ほど行われた この世代の初めての新馬戦で、ケツァルテナンゴという馬が勝ちました。
つまり今のJRAの2歳馬で、最初に勝った馬という事になります。
過去同じレースを勝った馬は、けっこうな割合で大活躍しています。
2013年レッドリヴェール GI阪神JF勝ち
2010年アヴェンチュラ GI秋華賞勝ち
他の馬もなかなかいい感じです。
(トーセンパワフル、ダローネガ、ダノンパッション、ツルマルジャパン、ポルトフィーノなど)
例年に比べると今年は少々小粒感のあるメンバーでしたが、内容も良かったですし、ケツァルテナンゴも今後が期待できますね。
で、
去年の10月にノーザンファーム空港牧場を見学させてもらったのですが、その時見せてもらったのが、母ダイワオンディーヌの1歳馬、つまりケツァルテナンゴなのです。
この馬は「G1レーシング」という「一口馬主クラブ」で募集されていました。
馬価格は1600万円なのですが、その1/40の権利を40万円で買う事で、馬主気分が味わえるのです。
友人のIくん(安曇野いちの相馬眼かもしれない男)にカタログ写真を見てもらったところ、
「この馬がいいと思う」
というので、事務局に申し込んで見学させてもらったのです。
(スタッフの皆様、ご対応ありがとうございました)
馬の実物はとても良かったです。
私は馬体の良し悪しはわかりませんが、バランスと皮膚感が良く感じて、とても好印象でした。
でも育成スタッフの評価は普通だったんです。
私「調教は進んでいる方ですか?デビュー時期はどうですか?」
ス「まあ普通ですね。たぶんデビューは秋以降になるかと」
私「ここが素晴らしい!みたいな強調点はありますか?」
ス「特には、、、それほど目立った点はありませんね」
私「この馬はおススメですか?」
ス「う~ん、、、馬自体はいいですけど、チチカステナンゴ産駒なのであまり強気には……」
私「とても気に入ったので、かなり前向きに出資しようと思うのですが」
ス「よく考えて、納得したら出資してくださいね」
と、こんな感じでした。
スタッフの方は、とても正直で誠実な対応をしてくれたと思います。
「嘘でも何でもいいから誉めて売りつけてしまえ!」みたいな感じは全然ありませんでした。
私は、
「そうかぁ、、、普通なのかぁ、、、」
と思ったので、結局は出資は見送りとしました。
という馬がさっき新馬戦を快勝したので、複雑な心境でブログ記事を書いているというわけです。
結論:競馬って難しいですね
おまけ話題1
別のスタッフの方におススメの2歳馬について聞いてみたら、
「それはもう、何と言ってもレーヴドスカーの12(レーヴミストラル)ですよ!ダービーを勝って種牡馬になってもらう予定です!」
と言ってました。
この馬も引き続き注目してみたいです。
おまけ話題2
友人のIくんは普通の素人の会社員ですが、仔馬を見る目には自信と実力がありますので、
「ぜひセリ会場に同行してもらいたい」
という方がいらっしゃいましたら、ご連絡ください。