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2012年12月4日 火曜日 サハラ砂漠(チュニジア)
おはようございます。
サハラ砂漠の12月の朝は、埼玉県の真冬並みに寒いです。
地球の歩き方のツアー紹介だと、こんな風に書いてあります。
「ツアー客が起きだしてくる頃には、すっかり朝食の準備が整えられていた」
でも私が起きた7:00には、ガイドさんはまだ熟睡中でした。
砂漠の朝は冷えます。
ダウンジャケット等、持ってきた装備をフル活用しています。
朝は空気がとても澄んでいるようです。
こんなに綺麗な月は初めて見ました。
このコンディションで星空も見てみたかったものです。
そこら辺にいました。
そのうちに、庭で焚き火が始まりました。
しばらく3人で黙って火にあたっていました。
毎度毎度シュールな光景です。
小麦粉らしきものが入ったボウルが出てきました。
少し嫌な予感が、、、これを調理するんですよね、、、
↑ガイドさん
嫌な予感的中。
手でこね始めました。
いや、、、手でこねるのは別にいいんですよ、、、
チュニジアですし、大自然の中ですし、、、
でもガイドさん、さっき手鼻をかんだあと、
水で軽くすすいだだけなんですよね、、、
↑庭
炭のなかにパン生地を埋めました。
砂も混じってますし、これはかなりワイルド。
さらに近くで火を焚いたりしました。
加熱殺菌で安心です。。
パンが焼けるまで近所を散歩。
なんていうんでしたっけ?
風で出来た模様が綺麗ですね。
パン焼き場所に戻ってきました。
見えますでしょうか?
ところどころ、砂から蒸気が噴き出しています。
できあがりです。
炭と砂をパンパン叩いて落とします。
できたてを頂きました。
予想外にとても美味しかったです。
パンというよりも、お餅みたいな食感でした。
醤油があったら最高でした。
コーヒーとパン。
爽やかな朝食です。
なかなか強烈な絵づらですが、
私もこの場所で、この人たちと一緒に朝食を食べているわけです。
こうして振り返ってみると、なかなか貴重な体験でしたね。
ゆるいツアーでは、絶対にこの雰囲気は出ないと思います。
愛用しているモンベルのトレッキングブーツ。
砂漠でも大活躍です。
朝食後、まもなく出発。
ブーバーッキーさん、お世話になりました。
貴重な体験をありがとうございました。
不思議と、モンゴルのゲルを去るときのような寂しさはありませんでした。
参考記事:テレルジのツアー2
またラクダに乗って、ドゥーズの町へ戻ります。
ラクダがたくさんいました。
放牧しながら育てているみたいです。
ラクダは一頭、数万円だそうです。
もちろん大きな大人の方が値段が高いみたいです。
別のラクダとすれ違いました。
妙にかっこいいですね。
ここら辺が景色が気に入りました。
10:35、ドゥーズの町に戻ってきました。
アフメットさんありがとうございました。
小額ですが感謝のチップも渡しました。
そしてタクシーで宿に戻りました。
そんな感じの1泊2日サハラ砂漠ツアーでした。
どうですか?とっても地味だったでしょう?
しかし地味ながらも、独特な面白さがありました。
値段も安い(35ディナール≒1855円)ですし、
気軽に行けましたし、なかなかいいツアーだったと思います。
オススメです。
でも女性一人の参加だと、ちょっと心配かもしれません。
出来るだけ複数人での参加をオススメします。