11/24に、ルクソール駅で列車を待っている続きです。
定刻から90分遅れで、やっと列車が来ました。
その間もローカル線が何本が来ていたのですが、
外国人が乗っていい列車は限定されているようです。
私と入れ違いに、日本人旅人が1人降りてきました。
この列車はカイロから来ていたのですね。
3日前に私にウソをついた客引きが、今日も熱心に勧誘していました。
その客引きは私を見ても、怒ったり隠れたりなどせずに、
普通に「ルクソールは楽しかったかい?」と、笑顔で話しかけてきました。
このメンタルの強さというかお気楽さは、見習いたいものです。
これがカイロ⇒ルクソール⇒アスワンの1等車両の内部です。
満席だったため、私がチケットを買えなかった列車です。
まあ広くて快適ですね。
ちゃんとリクライニングもします。
でもこれで10時間以上の夜行の旅は、ちょっとしんどいかなー。
それでもバスに比べたら、だいぶ楽だと思いますが。
ピラミッドとツタンカーメン?の写真が貼ってありました。
いかにもエジプト。
あまりにもエジプト。
ナイル川に沿って進みます。
っていうかエジプトのほとんどの町は、ナイル川沿いです。
船で移動することもできます。(何日もかかりますが)
13:15、アスワン駅に到着です。
列車出発から4時間、ルクソール駅到着からだと5時間以上かかりました。
これならバスの方がきっと早かったですね。
でもよく寝られたし、列車はそこそこ快適でした。
アスワンは今までの町と比べると、少し暑くなった気がします。
さて、まずは宿探しです。
アスワン駅前の様子と、客引きのおっちゃん。
寝起きで頭がまわっていないせいか、
客引きとまともに会話ができません。
「あー」とか「うー」とかだけ言って、適当に無視して歩きました。
それでも一方的に話を進めてくるのが、客引きの凄いところです。
いつの間にか話が確定していたりします。
(それでも無視すれば問題ありませんが)
それでも着いてくる客引きのおっちゃん。
右下にちゃっかり写っています。
地球の歩き方に載っている、マルワという宿に行ってみました。
しかしすでに営業はやめていたようです。残念。
続けて、ヌル・ハンという宿に向かってみました。
地球の歩き方にも載っているし、もともと2番目の候補でしたが、
客引き(2人目)がずっとくっついてくるので、少し嫌な感じです。
客引きに連れられていくと、紹介料が加算されて、
宿泊費が高くなる事があります。
ヌル・ハンという宿に到着。
シングルルームで1泊30ポンド(≒405円)。部屋はなかなか綺麗でいい感じです。
シャワーとトイレは共同。
無線LANは使えないはずなのですが、なぜか自分の部屋では接続できました。
他にこれといった候補もないし、ここに決めてしまいました。
(特に不満点もありませんし)
とりあえず昼寝タイム。
写真中央の白い人が、客引き(2人目)です。
とても怪しく感じたのですが、普通にこの宿で働いている人でした。
しかも親切でいいおっちゃんでした。
私は「客引き拒絶反応」があまりにも強くなってしまいましたが、
たまには信じてもいいのかなー、、なんて思ってみました。
……たまにはですよ。
つづく