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2011年7月21日 木曜日 ブハラ(ウズベキスタン)
おはようございます。
宿の朝食セット。
今日はイクラ(キャビア)はありませんね。
アゼルバイジャン行きの航空券を手配するために、
旅行会社とか航空会社窓口とか、空港とかに行きました。
使ったタクシー代は11000スム(≒550円)。
結果:航空券は手配できませんでした
詳細:思い出したくもないです
いや、別に大した事は無かったんですけどね。
苦労したのに成果がなくて、かなりショボーンでした。
よし、とりあえず次の町(ヒヴァ)に行こう。
日程が厳しくなりそうだから、ちょっと急ぎで回ります。
ブハラもいい町なので、
できればもっとゆっくりしたかったですね。
街中からタクシーでここまできました。5000スム(≒250円)
ヒヴァに向かうバスや、乗り合いタクシーがあるそうなので。
壮絶な客引き合戦のなか、一台のタクシーに決めました。
ブハラからヒヴァまで、70000スム(≒3500円)だそうです。
まずは給油だそうです。
ガソリンじゃなくてガスのようです。
しかもプロパンガスだとか。
(本当かどうかわかりませんが)
トランクの中にボンベみたいなのがあったの、
前から気になっていたんですよね。
謎が解けました。
そしてもうひとつ発見。
この黒い袋と、段ボール箱。
中身は全部現金でした。
マジで?
いいの?この車に乗るのリスク高くないですか?
っていうかホントにタクシー?おっちゃんの正体は何?
現金輸送車?まさか逃亡中の強盗じゃないよね?
何故か連行される青年。
結局、出発まで1時間半もかかりました。
乗り合いタクシーだから、乗客が揃わないと出発しないのです。
さらに現金が追加されて、狭くなってしまった車内。
少し不安を感じながら、ブハラを出発しました。
まずは荒野を延々と進みます。
荒野の売店で売っていたコーラ 2000スム(≒100円)
いつの間にか砂漠に突入ですよ。
手元の温度計を使って、気温を測定してみました。
どんどん温度が上昇します。
……45℃を超えたところで、測定するのをやめました。
見なかったことにしよう、、、
かなり過酷な道です。
この状態で遭難したら、マスターキートン読者の私でも、
無事に生還できるかどうか怪しいです。
ちなみにクーラーなんて軟弱なものは、もちろん使っておりません。
小さな竜巻が発生してます。
この道中も、思い出したくないくらい辛かったので、
キーワードだけ記しておきます。
・砂漠
・悪路
・竜巻
・狭い車内
・「追加料金払わないとクーラー使わないぜー」
・「このカギいいなぁ、オレにくれよー、へっへっへー」
・「この動画面白いだろー、へっへっへー(ロバの交尾ムービーを見せながら)」
やっと町ですよ。
乗り換えですか
?ダイレクトに行くんじゃなかったんですか?
話が違いますよね?っていうか私用で寄り道しすぎじゃない?
結局、料金はこんな感じに修正。
・ブハラ⇒ウルゲンチ 乗り合いタクシー 60000スム(≒3000円)
・ウルゲンチ⇒ヒヴァ タクシー 10000スム(≒500円)
教訓:タクシー選びは慎重に
かなり疲れました。
特に精神面で。
ブハラから7.5時間、やっとヒヴァに到着しました。
ラリ・オパという宿にしました。
ドミトリーが8ドル(≒640円)で、朝食付きです。
サマルカンド、ブハラで会ったYさんと再会しました。
苦あれば楽あり。
「きっとヒヴァに行けば気持ちも落ち着くだろう」
と思っていたのですが、
予想通りでした。
いや、予想以上かも。
ヒヴァ素晴らしいです。
来て良かった。来なくて後悔しないで良かった。
ちょろっと旧市街を見ただけですが、素晴らしい確信があります。
サマルカンドよりもブハラよりも、もっといい感じです。
炭酸水 2000スム(≒100円)
何とかケバブ(羊肉とジャガイモ) 6500スム(≒325円)
パン3枚 1500スム(≒75円)
もう、ガツガツ食べましたよ。
味も美味しいですが、とにかくガッツリ食べたい気分でした。
寝る前におだやかな気持ちになれてよかったです。
色々あった一日ですが、明日からまた楽しくなりそうです。
おやすみなさい。