ふと思い出したインドネシアの話の続きです。
あらすじ
・インドネシアに行った
・ローラとサミュエルとインドネシア人と登山をした
・登頂して休憩しているところ
観光や休憩がひと段落した頃、ローラが言いました。
「休憩が済んだら、ブロモ山まで歩いて行きましょう!」
↑遠くに見えるブロモ山とか
いやいやいや、さすがに無理です。
もうクタクタです。泣き言を言ってみました。
サミュエルも、もう歩けません。
ローラ
「ここまで来たのに、ブロモ山に行きたくないの!?」
いや、そりゃ行きたい事は行きたいですけどね。
もの凄く遠いような気がするんですけど・・・
ローラ
「じゃあジープで行きましょう。捕まえてくるから待ってて!」
ジープね、それならOKです。
6時30分頃。
お土産屋さんを見たりしつつ、ローラを待ちました。
ローラ
「お待たせ!こっちこっち!」
・・・ジープ???
どうしてこんなことになったのだろう?
「ピースサインをするのは日本人だけ」
というのは嘘のようです。
トラックの荷台、旅仲間、絶景、その他諸々。
なにこのシチュエーション。。。
水曜どうでしょうでも、なかなかここまではやらないでしょう・・・
時速100kmくらいで、たぶんカルデラを疾走してました。
南緯7度くらいなので、かなり赤道に近いのですが、
高地なのでかなり寒いです。
走ってるのにドアは開く。
車で35分かけて、無事にブロモ山のふもとに到着。
徒歩じゃなくて本当に良かった・・・
せっかくだから、俺はこの赤の馬を選ぶぜ!
火口までは、馬で行くことができます。
料金は20,000ルピア(≒280円)。
基本的に引き馬なのですが、私は一人で歩かせてもらいました。
しかし舌呼も脚の扶助も反応無し。
ブリティッシュ式ではないようです。
地元の人は、ガケギリギリを、平気で全力疾走してました。
馬に揺られて20分。火口に到着しました。
徒歩で移動したローラが、何故か先に到着していました。
火口は大迫力なのですが、高地だし疲労してるし煙だしで、
長居するのは、あまり体に良くない気がしました。
例のトラックで山小屋まで戻り、インドネシア人と解散。
別れのすがすがしさも、旅の醍醐味のような気がします。
あと、見知らぬ人が増えているような気がします。
↑ブロモ山とか
無事に山小屋まで帰着。
この車で町まで戻ります。
大冒険した感じなのに、まだ午前8時くらいです。
町まで戻り、2人と解散。
14時間くらいしか一緒じゃなかったのに、親友のような気がします。
旅は良いですねぇ。
2人は、とりあえずゆっくり寝たいそうです。
無茶な計画につきあってくれて、本当にありがとうございました。
私は休憩もせずに、そのまま次の町へ向かいました。
我ながらハードスケジュールすぎる・・・
というわけで、インドネシア登山の話は終了です。
自分の旅のなかでも、かなり上位の楽しい思い出でした。
これを超える経験ができるよう、今年も頑張ります!
次の町の宿も、マンディでした。
たまには暖かいシャワーが浴びたい・・・