旅日記を一時中断して、現在状況の報告です。
2012年11月19日、エジプト、カイロのタフリール広場でデモが発生しました。
日付が変わった20日の1:19現在、いまだにデモは継続しています。
過激化しています。
こんな機会は滅多にありません。
写真を撮る、文章を書く者としては、状況を確認せずにはいられませんでした。
危険な行動をした事については、反省している面もあります。
ただ今回は、知りたい気持ちと伝えたい気持ちを抑えることが出来ませんでした。
宿のベランダから見たところ。
11月20日に日付が変わった頃から、人の動きや音が激しくなってきました。
↑デモ
タフリール広場（タハリール広場）に出てみました。
前線という表現で合っているでしょうか？
警官隊とデモ隊との衝突点が、だいぶタフリール広場に近づいてきました。
↑デモ
催涙弾も何発も発射されているようです。
マスクをしている人も多く見かけます。
私の居るこちら側が、デモ隊の方です。
↑デモ
偶然にも、同じ宿に報道カメラマンの方がいらっしゃいました。
彼に振る舞い方を教わりながら、私も撮影することにしました。
もう少し前進してみます。
↑デモ
催涙弾が発射されました。
こちらに飛んできます。
デモ隊が集団で走りだします。
私も避難をうながされました。
↑デモ
何かが燃えています。
火炎瓶も投げられていたようです。
↑デモ
写真左側の明るいあたりが、警官隊の前線のようです。
ジリジリと、こちら側に押してきているようです。
1つ前の記事で掲載した石の壁は、その向こう側になりました。
↑デモ
私も催涙弾の煙を、少し食らいました。
目とのどが痛いです。
かなり後退しました。
↑デモ
右奥は報道の自動車でしょうか。
↑デモ
奥にうっすらと見えるのが、警官隊です。
写真が多くなったので、記事を一回切ります。
続きます。