9月30日に、ニューマーケットに着いた後の話です。
入場料は6ポンド(≒810円)。
一部を除いて、博物館内は撮影禁止です。
いや~、凄いんだこれがまた。
府中競馬場の博物館よりも小さいんですけど、
展示してあるものが凄いんです。
グラディアトゥールの尻尾(たてがみ?)とか、
ハイペリオンの骨格とか、もはや伝説です。
この部屋は写真撮影OKです。
この部屋の主のミックさん。
ちょっと足が悪いです。
とてもとても親切で、40分くらい付きっきりで説明してくれました。
親切な紳士です。
「ほら、この馬に乗ってごらんよ、さあ、遠慮しないで!」
いや、、そんな事言われても、、、
子供じゃないんだし、恥ずかしいっすよ。
↑騎乗体験
実はやる気満々の人。
競走馬の騎乗体験です。
府中競馬場の博物館にも同じようなのがありますが、
それは緩やかな動きをします。
でもこれはガチ。府中の比じゃない激しさ。
まず、モンキー乗りの指導から始まります。
ちゃんとアブミに立たせて、馬も激しく動きます。
頃合を見て、ムチも持たせてくれますし。
騎乗体験後は、展示を丁寧に説明してくれます。
最近の競馬に使われているアブミなんですが、ビックリするくらい軽いです。
F1の車と、同じ素材を用いているとか。
ちょっと質問してみました。
Q:英国で最も偉大な馬は何ですか?
A:去年ならシーザスターズだね。
Q:歴史上、最も偉大な馬は?
A:キミは何て難しい質問をするんだ!?何だろうねぇ。
Q:エクリプスはどうですか?
A:そうかもしれないね。でも違うかもしれない。本当に難しいね。
とても楽しかったです。
ミックさんありがとう。
チップも受け取りませんでした。かなりの紳士です。
私が去るころ、次のお客さんが。
「ほら、この服を着て馬に乗ってごらんなさい!」
彼らも40分コースですね。
たぶん撮影OKだと思います。
絵にしても写真にしても、落馬とか事故の描写が多いんですよね。
不思議です。
そんな感じで国立競馬博物館の見学が終了。
大満足です。
Q:ナショナルスタッドは、ここからどれくらいありますか?
A:そうねぇ、、2マイル(≒3200m)くらいかねぇ。
別の距離を言われたら、たぶんバスかタクシーを使ったと思います。
でも2マイルとか言われると、ついつい歩きたくなっちゃいますよね?
ディープインパクトなら3分13秒くらいだから、自分なら31分くらいかなぁ、とか思いつつ。
ひたすら歩いて、ナショナルスタッドを目指します。
つづく