こんにちは。
先日の記事(1/30エストニア本のご紹介(の予告))で予告した通り、エストニア本の話を書いてみます。
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エストニアの本
こちらの本です。
株式会社インプレスR&D様に頂きました。
読書感想文は苦手なのですが、しっかり読んだので頑張って書いてみます。
休憩をはさんで、4時間くらいで読みました。
まず、エストニアはけっこう凄いIT国家なのです。
うっすらとは知っていたのですが、「やっぱり本当だったんだ」という事が分かりました。
しかも、かなりガチでした。
本の序盤は『エストニアの現状あれこれ』についてです。
例えばこういう路上駐車。
パーキングメーターとかじゃなくて、携帯電話でオンライン手続き&決済するシステムがあるそうです。
凄いです。
(実際にこの場所が該当するかどうかは未確認ですが)
ちなみに熊谷駅南口付近は、料金箱システムの所が多いです。
他にも、
・選挙のオンライン投票
・オンラインで数十分で会社設立
などなど。
「ホントに!?フィクションじゃなくて!?」
という感想が、定期的に出てきました。
エストニア凄いです。
マジ未来型国家です。
この本は冒険物語とかミステリーとかではないので、ハラハラドキドキする事はありませんでした。
でも読んでいると少しずつエストニアに詳しくなっていくのが嬉しかったです。
私が2015年9月にタリンに行った時は、スーパーマーケットに見慣れない装置がありました。
たぶん『レジに行かないで決済できるシステム』みたいな物だと思うのですが、
これの正体が明らかにされていたら、もっと嬉しかったです。
(本文中には登場しませんでした)
本の中盤以降は、
・エストニアはこれからこんな風になっていくよ
・日本もこんな風にすればどうですか?(マイナンバー制度関連で)
という内容でした。
かなり具体的に書かれていました。
私の立場だと、
「なるほど、確かにそうですね」
と納得して完結してしまいますが、
そういう仕事の人には、実用性が高い内容だと思います。
(役所の人とか政治家とかシステム屋さんとか)
あと、『討論する人』にも良いかもしれませんね。
テレビ番組とかで、
「ヨーロッパではこれこれこういう事が常識なんですよ!」
みたいに討論する人は、
こういう本が情報源になるのかなあと思いました。
そんな感じでございます。
残念ながら、把瑠都とかエストニア美女の話題は出てきませんでしたが、とても良い勉強になりました。
『依頼されて本を紹介する』
という事は初めてなので、適切な内容になっているかどうか心配なのですが、とりあえずいつも通り自然体で感想を書いてみました。
あと、私自身も出版とか執筆とかしてみたいので、何かありそうでしたらオファーください。
おしまい