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2/6トゥールスレン刑務所博物館を見学 ショッキングな場所です

   

投稿日:2015-02-08 更新日:

2/6に、プノンペンのキリングフィールドを見学した続きです。

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↑売店

待っていてくれた運転手さんと無事に合流。

本当は宿に帰るはずでしたが、予定を変更してトゥールスレン博物館に行ってもらう事にしました。

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↑街並み

今はこんな細い道まで舗装されているのですね。
色々な意味で安心します。

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↑博物館

ついに来てしまいました、、、、

ドライバーさんには帰ってもらって、
私はここからは歩いて帰る事にしました。

 

トゥール・スレン博物館

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↑博物館

というわけで、トゥール・スレン博物館です。
(トゥール・スレン刑務所博物館)

入場料は3ドル(≒360円)でした。
私は2002年以来、2度目の見学となります。

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↑博物館

ここはポルポト政権下での刑務所です。
現在はそれを博物館として公開しています。

この先、かなり残酷な表現が複数回ありますので、苦手な人はご注意ください。

まずはA棟から見学します。

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↑貼紙

『笑うな』か『大声を出すな』か分かりませんが、
どちらにしてもそんな気分になる場所ではありません。

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↑博物館

ここは尋問室。
左の壁に、残酷な尋問の様子が写真で展示してあります。

そしてその写真の現物が、目の前にあるベッドや器具というわけです。

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↑博物館

1975~1979年に稼働した刑務所です。

2002年には、
「こんな悲惨なことが25年前に行われていたなんて」
とショックを受けました。

2015年の今は、それが約40年前になるわけですね。

それでも十分に最近の事だと思いますが。

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↑博物館

写真や文章での展示もあります。
約2万人が収容されて、生存者は7名だけだったそうです。

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↑博物館

これも処刑器具です。

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↑博物館

続けてB棟の見学です。
こちらは収容された人の顔写真などが展示されています。

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↑博物館

特に見学場所でも何でもない階段なのですが、
なんとなく怖さを感じてしまいます。

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↑博物館

B棟の3階は、ややマイルドな内容でした。
沖縄の事も交えて、平和についての展示でした。

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↑博物館

沖縄の学生の作品だそうです。
平和の展示を見ると、とてもホっとします。

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↑博物館

カンボジアの学生の作品。
普通の町が理想という事でしょうか。

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↑博物館

C棟です。

ここら辺まで来ると、ほぼ全ての見学者が落ち込んだ表情をしています。
私も血管が詰まるような、嫌な気持ち悪さになっています。

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↑博物館

ここは独房です。
もちろん実際に使われた独房です。

お化け屋敷と比較するのも変かもしれませんが、
そういうのとは全然レベルの違う怖さがあります。

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↑博物館

収容者の足かせとか独房の鍵を置いた場所のようです。

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↑博物館

2002年に来たときは、ここら辺でギブアップしてしまい、中に入れませんでした。
今日は他の見学者もそれなりにいますので、もうちょっと進んでみます。

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↑博物館

C棟の2階は、木製ドアの独房でした。
室内には鎖とか箱とかがありました。

大人の男性の多くは、特に理由もなく突然収容させられたようです。
もちろん女性や子供も収容させられました。

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↑博物館

最後のD棟。
拷問器具とかの展示です。

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↑博物館

イラストを交えて、実際に使われた拷問(処刑)器具が展示されています。

ちなみにこの記事に掲載した写真は、
これでも控えめなものを選んでいるつもりです。

ブログ云々以前の問題として、
そもそも記録したくない、見るのも辛いような展示も、たくさんありました。

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↑博物館

慰霊室でしょうか。
もうここら辺に来ると、人骨くらいは普通に受け入れてしまいます。

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↑博物館

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↑博物館

ここは映画室です。

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↑売店

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↑博物館

たぶん生存者の方 本人がいらっしゃっているのだと思います。

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↑博物館

私は2回目の見学でしたが、今回も大きなショックを受けました。
キリングフィールドよりも、さらに多くの衝撃的な内容がありました。

正直なところ、考察とかができる状態ではありません。
全然消化しきれていません。

 

ですが率直な感想としては、
『とても嫌なものだった。ショックだった』
と言えます。

だからこそ価値がある、ぜひ見学すべき博物館であると言えます。

直接的な表現の展示が多いですし、
個人的にはアウシュヴィッツ収容所よりも、こちらの方がショックが大きいです。
トゥールスレンは、世界トップクラスの衝撃的な博物館だと思います。

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↑カンボジア人

博物館の出口では、
「バイクタクシーどう?5ドルで市内観光どう!?」
とか、陽気に声をかけられました。

かなり気持ちが落ち込んでいましたが、ちょっとホっとしました。

2002年に来たときは、大人の男性を見かける事は少なかったです。
でも今は、だいぶよくなりましたね。

そんな感じのトゥールスレン博物館でした。

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